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ヨガインストラクターの呼吸一つで心を整えるヨガの呼吸法とは

「もう少し頑張りたい…!」「緊張を解いてリラックスしたい…。」そんな事が簡単に出来れば良いのに…。って思った事はありませんか?実はこれ『ヨガの呼吸法』を使えば感単にコントロール出来ちゃうんです!難しいポーズをするのだけがヨガじゃない!ヨガ流の呼吸についての深い話と合わせて教えちゃいます☆

今津貴美

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目次

  1. ○呼吸はあらゆる生命とつながっている
  2. ○呼吸から、心を整えてみる
     
    • 呼吸はあらゆる生命とつながっている

      私たちの呼吸には「かたち」がありません。胎内では、へその緒を通して酸素を摂取していました。でも、この世に誕生した瞬間から、誰からも方法を教わっていないのに肺呼吸に変わります。そして、生命が終わる瞬間に呼吸は止まります。
      こうしてみると、呼吸は私たちの「生命を支える力」ということができます。私たちの吐く息は、植物の吸う息につながります。植物が吐く息は、私たちの吸う息に変わります。呼吸自体が、あらゆる生命とつながっているんですね。
      ヨガのクラスでは、吸う息を「ウエルカムしましょう」という言い方をすることがあります。植物の吐く息を迎え入れ、いただいているというニュアンスですね。吐く息は「感謝の気持ち」で吐きます。こんなふうに、「どんな気持ちで呼吸をするか」を意識すると、私たち自身も気持ちが優しくなります。また、ほかの生命とのつながりを感じることもできるのです。呼吸をしっかり意識すること……これは、先ほどお話しした「マインドフルネス」にもつながります。
    • 呼吸から、心を整えてみる

      呼吸について、もうひとつお話ししましょう。ヨガの格言に「息が乱れれば心も乱れ、息が鎮まれば心も鎮まる」というものがあります。私たちは心に余裕がなくなるときは口で呼吸を行ないます。ため息が代表例ですね。
      心を整えるためのヨガの呼吸法には、「片鼻呼吸」があります。左の鼻が自然界の「月」の要素、右の鼻が「太陽」の要素を持つと考え、陰と陽のバランスを整えるのです。右鼻の呼吸が優位になるということは、太陽のバランスが優位であるということ。つまり、活力があり、外向的になっている状態です。それに対して、左鼻が優位になっているときは、寝る前など、リラックスしている状態にあるという意味を持ちます。
      この呼吸法を日常に活用してみましょう。たとえば、「今はがんばりどきだから、自分の気持ちをアップさせたい」というときは、左の鼻を押さえて、右の鼻だけで呼吸を行なってみるのです。このとき、吐く息を長くすることがコツです。数回行なって、少し休んで呼吸を観察すると、かなり気分は変わっているかもしれません。
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