HALLOM(ハロム)

更新

ヨガインストラクターの呼吸一つで心を整えるヨガの呼吸法とは

「もう少し頑張りたい…!」「緊張を解いてリラックスしたい…。」そんな事が簡単に出来れば良いのに…。って思った事はありませんか?実はこれ『ヨガの呼吸法』を使えば感単にコントロール出来ちゃうんです!難しいポーズをするのだけがヨガじゃない!ヨガ流の呼吸についての深い話と合わせて教えちゃいます☆

今津貴美

  • 閲覧数:2,969 views

目次

  1. ○呼吸はあらゆる生命とつながっている
  2. ○呼吸から、心を整えてみる
     
    • 呼吸はあらゆる生命とつながっている

      私たちの呼吸には「かたち」がありません。胎内では、へその緒を通して酸素を摂取していました。でも、この世に誕生した瞬間から、誰からも方法を教わっていないのに肺呼吸に変わります。そして、生命が終わる瞬間に呼吸は止まります。
      こうしてみると、呼吸は私たちの「生命を支える力」ということができます。私たちの吐く息は、植物の吸う息につながります。植物が吐く息は、私たちの吸う息に変わります。呼吸自体が、あらゆる生命とつながっているんですね。
      ヨガのクラスでは、吸う息を「ウエルカムしましょう」という言い方をすることがあります。植物の吐く息を迎え入れ、いただいているというニュアンスですね。吐く息は「感謝の気持ち」で吐きます。こんなふうに、「どんな気持ちで呼吸をするか」を意識すると、私たち自身も気持ちが優しくなります。また、ほかの生命とのつながりを感じることもできるのです。呼吸をしっかり意識すること……これは、先ほどお話しした「マインドフルネス」にもつながります。
    • 呼吸から、心を整えてみる

      呼吸について、もうひとつお話ししましょう。ヨガの格言に「息が乱れれば心も乱れ、息が鎮まれば心も鎮まる」というものがあります。私たちは心に余裕がなくなるときは口で呼吸を行ないます。ため息が代表例ですね。
      心を整えるためのヨガの呼吸法には、「片鼻呼吸」があります。左の鼻が自然界の「月」の要素、右の鼻が「太陽」の要素を持つと考え、陰と陽のバランスを整えるのです。右鼻の呼吸が優位になるということは、太陽のバランスが優位であるということ。つまり、活力があり、外向的になっている状態です。それに対して、左鼻が優位になっているときは、寝る前など、リラックスしている状態にあるという意味を持ちます。
      この呼吸法を日常に活用してみましょう。たとえば、「今はがんばりどきだから、自分の気持ちをアップさせたい」というときは、左の鼻を押さえて、右の鼻だけで呼吸を行なってみるのです。このとき、吐く息を長くすることがコツです。数回行なって、少し休んで呼吸を観察すると、かなり気分は変わっているかもしれません。
    PR

聞くだけでぐっすり眠れて疲れがとれる 寝たまんまヨガCDブック

今津貴美

飛鳥新社

第3章より

130万ダウンロード突破の大人気アプリでおなじみ「寝たまんまヨガ」が撮り下ろし音源で初の書籍化! ガイドの声を聴くだけで誰でもかんたんに瞑想が体験できるヨガ瞑想のひとつ、「ヨガニドラー」のエッセンスを凝縮したCD付きブックです。 とにかく寝れる、リラックスできるとの声続出! 「不眠ぎみだったのに寝れる! 100%寝落ちしてます」 「翌朝の目覚めが違います! 頭がスッキリとして体も軽いです」 「気持ちを切り替えたいときや集中力を高めたいときに役立つ! 」 ―アプリ「寝たまんまヨガ 簡単瞑想」ユーザーの声より 『世界一受けたい授業』など、テレビでおなじみの自律神経の名医石井正則先生も推薦! 「脳と心身を同時に整えるのは、『寝たまんまヨガ』だけ」

    楽天ブックス オムニ7

オススメPR

関連記事

この記事に関するタグ