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筋力もアップするおすすめの座り方【博士(医学)執筆】

デスクワークの方を筆頭に、現代人は座っている時間が長くなっていますが、実は座っているときというのは、立っているときよりも重力の負担が大きいそうです。そのため、正しい姿勢で座ることは筋力アップにもつながるそうです。座りながらにして体幹を鍛えられる方法をご紹介します!

石川善樹(予防医学研究者)

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目次

  1. ○デスクワーク時におすすめ 筋力がアップする座り方
  2. ○座りすぎの生活を見直してみませんか?
     
    • デスクワーク時におすすめ 筋力がアップする座り方

      生活が便利になり1日の中で座っている時間はとても長くなっています。しかし重力は人間にとって負担がとても大きく、特に座っているときは立っているときの約2倍の負担がかかっています。そこで大事になるのが姿勢。
      よくオフィスワークで使われている立派な椅子は、あくまでも体にとってラクな椅子であって、正しい姿勢を保つものではありません。そもそも、人は正しい座り方というものを学ぶ機会はなかなかないもの。ここで紹介した座り方をすると、座っていながら体のコアの部分、体幹の筋肉を常に使う姿勢になるので、ダイエットにも効果があります。

      筋力がアップする座り方

    • 座りすぎの生活を見直してみませんか?

      現在、椅子に座っている時間の長い人は深刻なダメージを体に受けていることがわかっています。シドニー大学のエイドリアン・バウマン教授らが22万人の対象者を3年間調査したところ、1日に合計して11時間以上座っている人はどれだけ運動をしていても、3年以内に死亡するリスクが、座っている時間が11時間未満の人よりも40%も高かったと2012年に報告しています。また、1日に合計して8~11時間座っている人は、座る時間が4時間以下の人に比べて死亡するリスクが15%高かったそうです。
      座りすぎは寿命を縮めるだけでなく、肥満や糖尿病、心臓病などの病気になりやすいことも明らかにされています。なぜ座りすぎがよくないのかというと、「座ると脂肪の燃焼に関係する酵素の働きが止まってしまう」からです。
      ウイスコンシン大学ミルウォーキー校のスコット・ストラス教授らの試算で、座りすぎの生活から30分ごとに立ち上がって2分間散歩することを続けたら、半年で1kg痩せられるという報告もあります。

      座りすぎの生活を見直してみませんか?

ノーリバウンド・ダイエット

石川善樹

法研

3時限目 運動ギライな人でも できる運動習慣より

ダイエットは古代ローマ時代から続く未解決問題東大医学部からハーバード大へ、TED講演が話題、テレビや雑誌でおなじみの予防医学者石川善樹さんのところへ、運動嫌い、お酒大好き、面倒くさいこと大嫌い!のマンガ家がダイエット講義を学びに。これまでのダイエットから発想を転換して、脳のしくみを利用し誰にでも役立つ、失敗しない、つまりリバウンドしないダイエット法を、マンガをまじえてわかりやすく解説。

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