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シミやくすみにも効く肌を若々しく保つツボ

女性の敵と言っても過言ではないシミ・シワ・くすみ。これらのある・なしで見た目年齢は大きく変わります。年齢にはあらがえないとはいえ、肌老化はなるべく遅らせたいものですよね。ツボ刺激には肌代謝を正常にしてくれるものもあるそうです。女性に嬉しい若々しさを保つツボをリフレクソロジーのパイオニア・五十嵐康彦さんの著書からご紹介します。

五十嵐康彦

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目次

  1. 老化スピートを遅くして肌を若々しく保つツボ
  2. 行間(こうかん)
  3. 合谷(ごうこく)
  4. 隠白(いんぱく)
  5. 健康な肌に大切な放熱メカニズム
     
    ほうれい線やたるみ、シワ、くすみなど肌の老化減少をツボ押しで食い止める。
    • 老化スピートを遅くして肌を若々しく保つツボ

      「見ため年齢」を決めるのがお肌。肌がきれいだとそれだけで若く見えるものです。肌の老化スピードを遅らせて、肌を若々しく保つにはツボ刺激が有効です。
      皮膚の細胞は、通常は28日周期で新しい細胞に生まれ変わるターンオーバー(新陳代謝)を繰り返しながら、新しい細胞へと生まれ変わっています。40歳をすぎると、体内でヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなどを生成する力を衰えますが、ツボ刺激でケアすると血液循環が促進され、肌が再生するのに必要な栄

      養や水分を運んで新陳代謝を正常にし、
      潤いとハリを与えます。リンパの流れを
      整えて老廃物をスムーズに排出するので、
      シミとくすみも予防できます。

    • 肝臓の調子を整えて肌の自然治癒力を高める
      行間(こうかん)

      見つけ方

      足の甲側で、親指と人差し指のあいだにある、いわゆる水かきの部分でくぼんでいるところ。

      行間_見つけ方

      押し方

      親指の腹をツボに当て、気持ちいいと感じる強さで押す。あるいは、水かき部分を親指と人差し指でつまむようにして、もみほぐす。左右同様に。

      行間_見つけ方

    • 血液循環を活発にして肌にハリを与える
      合谷(ごうこく)

      見つけ方

      手の甲側の親指と人差し指のつけ根の少し手前のくぼみ。手の甲を上にして指を自然に広げ、親指と人差し指の骨が接する部分をたどっていくとわかりやすい。

      合谷_見つけ方

      押し方

      手の甲をつかむように親指の先をツボに当て、人差し指の骨に向けて押す。少し痛みを感じるくらいの刺激が効果的。左右同様に。

      合谷_押し方

    • 血液循環を促し代謝機能をアップさせる
      隠白(いんぱく)

      見つけ方

      親指の腹をツボに当て、痛気持ちいい程度に押す。親指の爪で押す場合は、チクチクするくらいの刺激をリズミカルに加えると効果的。

      隠白_見つけ方

      押し方

      親指の爪の生え際から外側へ2~3mmほど外側へずらしたところにある。

      隠白_押し方

    • プラス1アドバイス
      健康な肌に大切な放熱メカニズム

      正常な新陳代謝が行われた肌細胞は、乾燥しにくく、シワのできにくい肌です。健康な肌づくりに重要なのが睡眠。入眠時、熱放出のために末端に血液が集まりますが、加齢で放熱効率は低下します。睡眠1時間前の入浴が放熱メカニズムを助け、眠りの質を高めます。
症状別28の万能ツボ

症状別28の万能ツボ

五十嵐康彦

法研

第6章 美容とダイエットに効くツボより

私たちの体には、無数のツボが分布しています。その一つひとつに効果がありますが、すべてを覚えるのは困難です。数あるツボのなかで、これだけ知っておけばたいていの症状に対応可能なツボを28個厳選し、体の部位別にまとめました。だれでも簡単にできる指圧法のポイントもわかりやすく解説。

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