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会社や上司への不満や文句が止まらない人の対処法

日々、人と接しながら生活していれば、大なり小なり不満が湧くものです。特に社会人生活を営んでいると、人間関係の選り好みができるわけでもなく、不満がたまる一方…。しかし、だからといって無尽蔵に文句を垂れ流す「悪口モンスター」になってはいませんか?悪口は聞いた人に嫌な印象を与えたり、自己嫌悪に陥るばかりで何も良い方向へとは向かいません。そんな悪口を相談に変え、お互いが良い方向へ向かえるコミュニケーションのコツをご紹介します。

DJあおい

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目次

  1. ○文句が止まらない人たちへ
     
    • 文句が止まらない人たちへ

      一歩進んでは上司の文句。また一歩進んでは同僚の文句。
      またさらに一歩進んで部下の文句。
      人間は1日に一万歩歩けば健康になれると言うけれど、文句ばかり口にするこの人たちの場合、なんだか心が病んでいきそうで大丈夫なのかしら。しかもタチが悪いのが、こういう悪口モンスターに限って、文句を言うたびに自己嫌悪に陥ってるんですよね。
      「あぁ最悪……。また文句を言っちゃったわ……」ってな具合に。
      ではこの不満や文句はなぜ尽きないんでしょうか?
      不満や文句というのは言いかえると、「私は変わりません、周りの人や環境が変わればいい」という宣言みたいなものでして、言わば変化への拒否に等しいものだったりします。
      まあそれでも、その不満や文句を上手に人に伝える術すべを持っているのなら、周りの人や環境を変化させる可能性もあるでしょう。
      しかし、多くの場合は、ただ思っているだけだったり、直接関係のない人に愚痴るだけだったり、不機嫌な態度で当たり散らすだけだったりするわけです。
      それでは世界は何も変わりません。いや変わらないどころか、嫌われたり、距離を置かれたり、人間関係においては後退していくばかりです。
      不満や文句とは「疑問」です。「なぜそうなってしまったのか」という、理解が及ばないことに対しての怒りです。
      要するに、分からないことに対して腹を立てているわけですね。
      分からないことが多いほど、不満や文句が生じてしまうわけでして、要するに自分が未熟なほど、不満や文句は出てしまうということなんですよ。
      その未熟な部分を自分で認めることができたときに、不満や文句は姿を変えて「相談」になるんです。先ほども言いましたが、不満や文句は「お前が変われ!」というなんとも亭主関白イズムな発言なものですから、その頑固さから相手に素直に気持ちを伝えることがなかなかできないものです。
      でも相談というものは「自分はどう変化したらいいと思う?」という紳士的な発言ですので、スタートからして相手とちゃんとコミュニケーションをとろうとしていますよね。相談は「私には変わる意思があります」という、意思表示みたいなものですから、相談を受けるほうも邪険にはできないものなんですよね。
      アドバイスをするにあたって、相談を受ける側も変化しなければならないわけです。
      こうしてお互いが変化できる場となり、お互いにとってのいい環境というものが形成されていくものなのですよ。
      せっかくなので、文句を相談のカタチに変換させてこの話を終わるとしましょうか。
      OLたちの昼休み。同期とランチしながら、あなたはいつも通り不満や文句をぶつけ始めました。

      「あーむかつく!! あのハゲ上司、なんでかわいい社員ばっかり褒めるんだよ!」

      (相談に変換)→「ねえ、せっかく会社の上司なんだし好きにはなれないかもしれないけど、コミュニケーション取りたいんだよね。あの上司ってどういうふうに話しかけると喜ぶと思う?」

      「またあの子ミスしてるわ。もう何度言ったら分かるのよ! 本当にできない子ね」

      (相談に変換)→「後輩がこの前教えたところでまた同じミスしてるんだよね。私の教え方まずかったかなぁ?」

      前者は、ちょっと盛りすぎと感じるかもしれませんが、上司が自分に冷たいからと自分も冷たくしてしまっては、損するのは悲しいかな、あなた自身のほうです。だからこそやっぱり不満や文句を言っても何も変わりません(それどころかさらに嫌われる可能性大)。が、それを相談に変えることによって、お互いがいい方向に変化し合えるようになるわけです。
      それに必要なものは「私が変化する意思」ということですね。

キャリアなどに興味はない。それなりに稼げて、ストレスフリーなら、それがいいのだ!

DJあおい

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