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自己効力感が高い人の行動と習慣
自己効力感が高い人の行動にはどのような特徴があるでしょう。また、どのような習慣を身に着ければ自己効力感が高くなるのでしょう。ここでは、自己効力感が高い人の行動と習慣をご紹介いたします。
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目次
- 〇目の前のことをもっと都合よくとらえよう
- 〇同じ絵を見ても、抱く印象はぜんぜん違う
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「私なら何でもできる!」と思うには
自信がある人は、何事もグズグズしません。スピーディに取りかかります。たとえば、どうしてもやりたくない仕事でも、どうせやらなければならないのだとしたら、自信のある人は、すぐに取りかかります。さっさと片づけたほうが、気分がスッキリすることを知っているためです。グズグズと先送りすると、どうなるでしょうか。「イヤだなあ、やりたくないなあ、どうにかならないのかなあ……」という気分がずっとつづくことになります。仕事を終わらせるまで、この気分は消えません。こういうネガティブな感情をいつまでも抱え込んでいると、自信はつきません。ですから、さっさと片づけることが正解になります。 -
ネガティブな感情を抱え込まないために
カナダにあるアルバータ大学のロバート・クラッセンは、カナダとシンガポールの大学生1145名を対象に調べたところ、レポートや課題を先送りする傾向のある人は、自己効力感(私なら何でもできる、という信念)が低くなることがわかりました。また、自尊心も低くなる傾向があり、しかもそういう人ほど学業の成績も悪かったのです。ですから、やりたくないことは、真っ先に片づけてしまいましょう。そのほうが、ネガティブな感情を引きずらなくてすみますし、自分も気分がいいと思いますよ。後回しにすればするほど、どんどん気分も落ち込みますから。家事もそうですね。お風呂やトイレの掃除をしたり、食器の後片づけをしたり、洗濯をしたり、干したものをきちんと畳んだりするのが好きな人はあまりいないのではないかと思うのですが、自信のある人は、さっさと取りかかって、さっさと終わらせてしまうものです。やりたくないことの後には、ごほうびを用意しておくといいですね。たとえば、家事を終わらせたら、後はのんびりとテレビでも見ていていい、というごほうびがあれば、家事をするのもそんなに苦痛ではありません。仕事をするのが大好きという人も、そんなにいないと思うのですが、頑張った後には冷えたビールが待っているとか、楽しみにしていたDVDを見ていいというごほうびがあるのなら、やりたくない仕事でもホイホイと片づけられるものです。ゲームが好きな人なら、仕事、ゲーム、仕事、ゲーム、というようにやりたくないことの間には、自分の好きなことをサンドイッチのように差しはさむようにすると、楽しく仕事もできるのではないかと思います。なにしろ、仕事が終われば、その後には楽しみが待っているのですからね。
自信をつける習慣 よけいな迷いが消えていく58のヒント
自分に自信が持てない人へ「何をやってもうまくいかない」「実績なんてひとつもないし…」 そんなふうに考えて、なかなか行動できない人が少なくありません。一方で、何の根拠もないのに不思議と自信を持って行動をしている人もいます。どうしたらそのような「行動力」や「思い込み力」が手に入るのでしょうか。それにはちょっとしたコツがありました。本書では、自信を持った人になるための意識を変える方法、さらには自信がある人が自然にやっている行動習慣を58個のヒントにまとめています。