HALLOM(ハロム)

更新

【管理栄養士監修】1日に必要なエネルギー量とは(性別年齢別)

『太りたくない』と思っているのにいつの間にか太ってしまったり、痩せたと思ったのにあっという間にリバウンドしていたり…。なぜいつの間にか太ってしまうという現象が起こるのでしょうか。その理由と解決策をご紹介します。

牧野直子(管理栄養士)

  • 閲覧数:2,108 views

目次

  1. ○太る理由は陥りがちな食べすぎの悪循環!
  2. ○太らないためには早いうちの軌道修正がカギ!
     
    • 太る理由は陥りがちな食べすぎの悪循環!

      いろいろなダイエットを試しても、気がつくとリバウンド。しかも気づかないうちに体にお肉がついていく……。それは、自分の体が必要とするよりも、多くのエネルギーを摂取しているため。必要なエネルギーは人それぞれ違いますが、年を重ねると筋力は落ちるので、普通に生活しているだけでは自然と消費エネルギーは減っていき、前と同じ感覚で食べていれば当然太っていきます。食べすぎの自覚がなくても、すでに食べすぎている危険性があります。右の表で自分に必要なエネルギー量の目安を知り、どれくらいのエネルギーを摂取しているか考えてみてください。たとえば、外食のカレーライス1食で900kcal、女性の1日に必要なエネルギー量の約半分なのですから、知らないうちに食べすぎている可能性があることがわかりますね。

      1日に必要なエネルギー量って?

      エネルギーの食事摂取基準:推定エネルギー必要量(kcal/日)

      1日に必要なエネルギー量

      厚生労働省「日本人の食事摂取基準」(2010年版)より

      低い●生活の大部分が座位で、静的な活動が中心の場合。

      ふつう●座位中心の仕事だが、職場内での移動や立位での作業・接客等、あるいは通勤・買い物・家事、軽いスポーツなどのいずれかを含む場合。

      高い●移動や立位の多い仕事への従事者。あるいは、スポーツなど余暇における活発な運動習慣を持っている場合。

    • 太らないためには早いうちの軌道修正がカギ!

      必要なエネルギー量を単純に3食で割ると1食を500~600kcalにするのが理想的。でも毎食それくらいに抑えるのはたいへんですし、食べすぎてしまうこともあるでしょう。もし食べすぎたら、なるべく早めに調整することが大事。昼食が多かったら夕食で調整したり、夕食を食べすぎたら翌朝を軽くするなど早いうちに修正を。そうすれば、がんばらなくても「太らない」をキープできます。

      つくおきやストックがあれば続けられる

      毎日毎食、カロリーを考えて作るのは手間ですが、冷蔵で保存のきく「つくおき」や、下味をつけるなどして冷蔵、冷凍保存できる「ストック」があれば無理なく、ラクに続きます。

太らないつくおき&ストックおかず202

牧野直子

KADOKAWA

太らないつくおき&ストックおかずって?より

累計60万部突破の大人気シリーズ“太らないおかず”の最新刊、「太らないつくおき&ストックおかず202」。

     width= 楽天ブックス オムニ7

オススメPR

関連記事

この記事に関するタグ