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ラクな人間関係の作り方

人づきあいが苦手、あるいは疲れてしまう、という人の中には「みんなと仲よくしなくては」という意識がある方も多いのではないでしょうか。しかし、実際にはみんなと仲よくする必要はないのです。かの孔子も論語で語っている人づきあいのポイントとともに、ラクな人づき合いのコツをご紹介します。

本尾読

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目次

  1. ○みんなと仲よくする必要はない
     
    • みんなと仲よくする必要はない

      人は1人では生きていけません。
      しかし、みんなと仲よくすることもできません。
      いい人、まじめな人というのは、みんなと仲よくしなければならないと考えがちです。
      そんなこと無理です。
      だから人生も、この世もおもしろいのではないでしょうか。
      プロ野球だって、Jリーグだってファンが敵味方に分かれるからおもしろい。半分半分がいい。
      たとえば内閣支持率というのがあります。
      歴代の内閣を見ていますと、50%を超えるととても人気が高いといえます。
      60%では、凄い人気です。でも実際は、反対に思う人が40%もいるのです。
      最近の日本人は、タレントでもグループが結構好きです。嵐などのジャニーズ(SMAPは解散しましたが)、AKB48などの女子人気グループもあります。でもその中で誰が好きかについては分かれます。
      同じように学生のとき同級生が50人いたら、親しくつき合える人は、5人もいれば多いのではないでしょうか。
      恋人は、1人です(普通)。それは100人とか200人とかの自分のまわりの中から選んでいくことになると思います。
      誰とでもつき合い、異性であれば誰とでも関係を持つことは、おぞましい。ほとんど動物レベルです。いや動物でも厳しい争いの中から選んでいくのでしょう。
      このように本当の友人はなかなかできるものではないことを知っておきたいものです。
      だから友人や恋人が仮に今いなくたってへっちゃらだと気楽に考えておくことです。いつか必ずできるものだと考えておけば、まちがいありません。
      ラクな人で、人生をおもしろく生きて行こうとする人には、必ず合う人が寄ってくるでしょう。
      逆にいい人、まじめすぎる人には、ちょっと疲れるところから人も近寄りがたく思うでしょう。
      友だちづき合いをするときに注意すべきことがあります。
      それは他人の批判、悪口などです。
      他人の批判ばかりの人や暗いことばかりいう人、生きていてもつまんないというような極端な人は、そもそも友人はできにくいでしょう。
      反対にまったく他人の批判、悪口をいわない人も考えものです。どんなに親しくなっても本音をはかない人と見られ、仲のいい友人も離れていくことになります。『論語』の中で孔子もいっています。
      本音で語り合うところもないと本当の友人は去っていくし、本音を語ってはいけない人にそれをいうと問題を起こしやすいと。
      つまり私たちは全員同じようにつき合うことはできません。
      わずかな家族、友人、恋人を大事にしていくべきなのです。
      ほかの人とはケンカすることも、無視することも必要ありません。
      自分のラクな方法で、楽しくつき合っていればいいのです。
      その中から将来の友人や恋人もできることがあります。
      あまり難しく考えることなく、いい人、まじめすぎる人にラクなつき合い方をしていくのがベストだと思います。

「いい人」「まじめな人」をやめるといいことがたくさん起きる!

本尾読

アイバス出版

第4章 一生人間関係がラクになるより

いい人より、ラクな人になれ まじめな人より、少し不良な人がいい 著者は、これからの時代、「チョイ悪」「少し不良」くらいのラクで楽しむ生き方の方が、一生人間関係が楽になり、一生伸び続ける人になると説く。

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