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人付き合いが上手な人が実践していることとは
人づき合いがうまく、仕事においても、私生活でもいい人間関係をつくり、スムーズに物事をすすめられる人、いますよね。そんな人は不思議とシゴトにもお金にも困ることがなく、もしそういう事態に陥ってもしばらくすると人生が好転しはじめます。
そんな人は単に運が良いのではありません。ある2つの力が大事なのだそうです。今回は、そんなふたつの力を手に入れる方法をご紹介します。
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目次
- ○思う力、愛する力をつける
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思う力、愛する力をつける
人づき合いがうまく、仕事においても、私生活でも、いい人間関係をつくり、スムーズに行う人がいます。こんな人はお金にも、いつも困ることなどありません。一時期大変になっていても、しばらくすると必ずうまく回り始めます。こんな人になれたらいいなと思います。では、どうすればいい人間関係をつくれるようになるのでしょうか。私は2つの側面があると思っています。1つは自分を楽しいレベルで、ラクにコントロールする力を持てるようになることです。2つめには他人を思う力、愛する力があることです。前者の方から述べましょう。ここでもキーワードは「自然に」「ラクに」です。あまりに意欲がすぎる人は嫌われます。いつも「お金」、「お金」という人は、敬遠されます。誰もがお金を欲しいと思っていることでしょう。しかし、その金銭欲は、表に出しすぎると嫌な人と思われます。人間としても下品なのです。たとえば異性に対して性欲が強い人が、昼間っから「セックスしようよ」といってばかりでは相手にされません。これと同じです。人としての品性というものはうまく自分の欲を抑え。決して外に表わすのを嫌うのです。自分の欲をコントロールすることは、訓練です。いつもそうすることをいい聞かせ、守っていくうちにできます。そのためには、たとえば吉田松陰の本とか、西郷隆盛の本、欧米ではベンジャミン・フランクリンの本、古典では『論語』などを何度も読むことです。また日記をつけて自分を戒めてもいいでしょう。そのうちに、これがラクに自然に苦労することなくできます。そして次に自分の欲は適度に抑えることが大事です。抑えすぎた見るからに禁欲すぎる人も相手は疲れます。本書でいっている「チョイ悪」「まじめすぎない」というのは、そのちょうどいいところをうまくいいたいがためでもあるのです。次に、相手のことを思う力、愛する力です。これも訓練が必要です。人は、他人に思われ、愛されることが一番の喜びです。ですから、他人の中で、この人はいいと思う人に対して思う力、愛する力を強く出せるようにしなくてはなりません。その訓練の仕方ですが、これも習慣の力を活用することでだんだんラクに、自然とできるようになります。たとえば、相手を褒める、決め言葉を、嫌味にならないようにいってみることです。先の述べたと同じく、日記やブログ、その人のことを強く褒めても効果があります。また相手とは別の人に、相手のことを褒めるというのもいいでしょう。思うとか愛すというのは関心の強さからも生まれますから、その人の美点は何かを見つけるという訓練もいいでしょう。思う力、愛する力というのは、使うことで減るということはありません。使えば使うほど強く大きくなってくるものです。取引相手を思う力、友人を思う力、恋人を思い、愛する力、家族のこと思い、愛する力、草花に始まる自然を愛する力、国のことを愛する力、すべてがどんどん強くなっても問題がありません。その思い、愛する力が大きく強くなった人は、言葉や態度に出さなくても魅力的な人となります。このレベルになるといちいち口にしません。それでもいいと思います。人のことや、家族のこと、自然や、郷土や、国のことなどを思い、愛する人はだんだん自然で、楽しくてしかたない人になるのはまちがいないでしょう、
「いい人」「まじめな人」をやめるといいことがたくさん起きる!
第4章 一生人間関係がラクになるより
いい人より、ラクな人になれ まじめな人より、少し不良な人がいい 著者は、これからの時代、「チョイ悪」「少し不良」くらいのラクで楽しむ生き方の方が、一生人間関係が楽になり、一生伸び続ける人になると説く。