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モノが捨てられない人の特徴と対処法

片付けが苦手だったり、収納スペースに困ったり…スッキリしない家の中を見ていると「捨てたいな…」とぼんやり思うこともありますよね。しかし、そう思っているうちはなかなか物は減りません。では、実際に捨てられる人になるためには、どのような気持ちが必要なのでしょうか。終わらない家事ループからの脱却をブログで配信してたちまち人気となった森秋子さんの著書から、捨てる心得をご紹介します。

森秋子

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目次

  1. ○捨てたいな……と思っているうちは捨てられない
     
    • 捨てたいな……と思っているうちは捨てられない

        自分の欲望に忠実に!

        その欲望が

        ものを手放す原動力になってくれます。

        何を捨てて、何を捨てないか、

        決めるのは自分しかできません。


      捨てると人生が変わる、自分が変わる、素敵なことが起こる……などと言われます。
      狭いと思っていた部屋が広々と輝き、片付けなくても散らからない。
      家事から解放され、散らかっていない空間で気持ち良く過ごせる。
      ものが減ると、必ずこれを実感できます。もしあなたが、日々のハウスキーピングにうんざりしているなら、片付けや収納テクニックを磨くよりも、捨てるほうがずっと効果的です。
      なのになぜ捨てられないのでしょう?
      世の中の人は、「ものをどんどん捨てられる人」と「ものをなかなか捨てられない人」の2種類に分けられると思います。そしてこの本を読んでくださっている方は「捨てられない人」なのではないでしょうか。
      私(森秋子)もそうでした。使わないものを「いつか使うかも」と大切にしまい込み、捨てたいとは思っても、実際には手放すことができないでいました。
      捨てたほうが幸せになれる気がする。それなのに「使いにくいけど、デザインが気に入ってる」「もしかしたらまた使うかも」「ないよりはあったほうがいいよね」などのいろいろな理由をつけて、結局捨てることができない。
      これってなんだかマンネリの恋愛に似ています。別れたほうがいいかも……と薄々わかっているのに、なかなか別れられない恋人のようです。
      一度自分が所有したものを手放すという行為は、思っている以上に心を傷つけるのだと思います。特に「ものをなかなか捨てられない人」にとっては。
      人はものにも「縛られる」のです。
      ものとお別れするには、自分が思っている以上にエネルギーが必要です。物理的というより、気持ちの面でのエネルギーです。そう、「煮えたぎるような思い」が必要なのです。
      具体的には、ものを捨てるための「目標」が必要になってきます。
      この目標は、なるべくわがままに、自分目線で設定することが大切です。
      「だれかのため」にしてしまうと目的がぼやけて見えなくなって、ものを手放すことができません。
      皆さんも自分の欲望に忠実に、できるだけ貪欲に考えてみてください。

      たとえば私の場合はこんな感じです。

      「ものをなくして、お金をガンガン貯めてやる」

      「とにかく家事の時間を減らしたい。趣味の時間を増やすんだ」

      「あいつが遊びに来た時に素敵な部屋だと思わせてやる」

      これくらい泥臭い目標です。
      開き直って、本音で設定するのがコツです。
      捨てたいな、と「なんとなく」思っているうちは、なかなかものは減りません。

脱力系ミニマリスト生活

森秋子

KADOKAWA

第1章 片付けは恋愛と似ているより

「時間」と「お金」が貯まる、ゆるミニマルな暮らし「長財布をやめる」、「収納をやめる」、「着まわしをやめる」。そして、買い物欲を上手に手なづける。大人気ブログ、『ミニマリストになりたい秋子のブログ』主宰、東京都で家族3人・猫・カメと暮らす秋子さんがつづる、目からウロコの脱力系「物を手放す」思考術。

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