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間が悪い人の特徴と察する人になるためのコツ
間の悪い人は何を考えているのか?察する人は何を考えているのか?それぞれの特徴から、間が悪い人の特徴と察する人になるためのコツを中谷彰宏さん著書の「察する人 間が悪い人」よりご紹介します。
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目次
- ○相手がしていることより、なぜそうしているかを考える。
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相手がしていることより、なぜそうしているかを考える。
間の悪い人は、相手の行動を見て考えます。察する人は、相手がなぜその行動をしているかを考えます。行動は、何かを考えた結果、していることです。間の悪い人は、相手に感情があることに気づいていません。行動は感情から生まれます。行動よりも感情に対応するほうが適切な行動がとれるのです。たとえば、ある病院が壁に落書きが増えて困っていました。病院の掃除をしている人が、その壁に「落書きするな」と書きました。すると、よけい落書きが増えました。これは、「落書き」という行動に対する対応です。落書きをするのは、その病院に「具合が悪いのに待たされている。落書きでもしないとやってられない」というギスギスした空気があるからです。ギスギスした空気をやわらげるには、落書きを消すよりも、ここに絵をかければいいのだと掃除のおばさんは考えました。その結果、落書きはなくなりました。これが結果より理由を考えて対応するということです。夫婦ゲンカでよくあるのは、旦那さんが奥さんのためにしたことに対して、奥さんから「私がしてほしいのはそういうことじゃない。私の気持ちをひとつもわかってくれていない」と言われることです。これは、奥さんの要望や行動の結果から対応したことによるミスです。「なぜそうしたか」を考えることで、察することができるのです。本当の意味がわかる人になる習慣
結果より、理由を見よう。