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ダイエット効果を高めるヨガの頻度と実施タイミング【ヨガインストラクター監修】

ヨガはダイエット法として人気を集めていますが、緩やかな動きであるため、何故痩せられるのか不思議ですよね。元ミスユニバース公式トレーナースタジオを経営するヨガインストラクター監修の書籍から、ヨガで痩せられる理由とコツをご紹介します。

飯田くにこ(加圧ヨガインストラクター)

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目次

  1. ○ヨガを習慣にして痩せる
  2. ○1日5〜10分を毎日コツコツ
     
    • ヨガを習慣にして痩せる

      ヨガにはダイエット効果もあります。それは、代謝がアップするからです。
      ヨガそのもので大きなエネルギーを消費するわけではありませんが、ヨガが習慣になると、筋力がつき、体の柔軟性が高まります。そうすると、同じ動作でもエネルギーの消費量が大きくなります。
      また、体が動くようになると、活動する機会も増えます。たとえば、体が元気になったところでウォーキングやジョギングをはじめたり、スポーツジムに通いはじめたりすると、あきらかにエネルギー消費量は大きくなります。
      ヨガで鍛えられる筋肉は、どちらかというと、体の奥のほうにある筋肉です。筋トレで鍛える外側の筋肉ではないので、どんなにヨガを行っても、ごつごつした体になることはありません。
    • 1日5〜10分を毎日コツコツ

      穏やかな心になり、生き方が前向きになるだけでなく、体力もついて、健康的な体にもなれるヨガをはじめるなら、ぜひとも生活のなかに取り入れたいものですよね。そのためのアドバイスをいくつかご紹介します。
      最初にどのくらいの頻度で行えばいいのか――。
      ヨガは、1日に時間をかけてまとめて行うよりも、5分でも10分でもいいので、毎日コツコツ続けるほうが効果を生み出します。忙しい毎日だからこそ、少しでも心が落ち着く時間をつくることは大切。1日のなかで心をリセットする時間があれば、それだけで日々のストレスをやわらげることができます。
      ヨガを行うタイミングとしては、理想は日の出の時間か、日没の時間。とくに朝はおすすめの時間帯です。少し早起きしてヨガを行うことで、1日を快適に過ごすことができます。
      むずかしいときは、決まった時間やタイミングで行うように心がけましょう。日常生活のどこかにヨガを組み込めば、歯みがきと同じように習慣として定着させることができるようになります。
      自宅でヨガをするときは、周囲にものが少ない安全な部屋で行ってください。滑りにくく、弾力性がある畳の部屋のほうが安全にポーズをつくることができます。フローリングの部屋で行う場合は、滑りやすく、骨があたると痛いこともあるので、ヨガマットやラグを敷いて、その上で行うようにしましょう。
      ウェアは、ヨガ専用のものである必要はなく、動きやすいものならなんでもかまいません。ただし、体を締めつけるタイプのものは動きが制限されて自由に動けなくなるので、着用しないようにしてください。
      日常生活のなかにヨガを取り入れる際に注意したいのは、食後2時間以内では行わないことです。食前か、食後3時間が経過してから行うようにしましょう。ヨガを行ってはいけないタイミングは、体がまだ食べたものを消化している段階です。消化されずに残ると体に害をもたらす場合があります。

      また、以下の項目に該当するときはヨガを行わないでください。

      ●体調がすぐれないとき

      ●体のどこかに痛みがあるとき

      ●妊娠中のとき(妊娠されている人は、専用のマタニティヨガを行いましょう)

      それから、血圧が高めの人は、心臓より頭を低くするポーズは避けましょう。
      本書では40のポーズを紹介していますが、どれを選ぶかは自由です。簡単なポーズからはじめてもかまいませんし、むずかしいポーズに挑戦してみてもかまいません。まずは、どれかひとつのポーズでヨガの気持ちよさを体感してみることです。
      それがヨガライフのはじまりになります。

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飯田くにこ(監修)

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