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【博士(医学)執筆】セックスと脳の関係とは

セックスは体で快感を覚えると思われている人がほとんどだと思いますが、実は脳の楽しみなのだと脳科学者の中野信子さんは言います。中野さんの著書からセックスが脳の楽しみと言える理由をご紹介します。

中野信子

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目次

  1. ○オーガズムは性器ではなく脳で起きている。
     
    • オーガズムは性器ではなく脳で起きている。

      セックスやマスターベーションでオーガズムを得るとき、性器には見て取れる変化が起きています。精液を放出する男性のようにわかりやすくなくても、女性の性器も痙攣反応を示します。
      しかし、オーガズムの瞬間に最も大きな変化を見せているのは脳なのです。男性でも女性でも、オーガズム中には、脳の「A 10神経」という神経の根元にあるVTA領域と、A 10神経が伸びてドーパミンを放出している先端との、双方が活性化していることがわかっています。
      セックスは、脳の楽しみとも言えるのです。

人生がときめく脳に効く言葉

中野信子

セブン&アイ出版

第1章 「男脳」と「女脳」より

男女の脳のちがいを知れば、人生はうまくいく。恋人、夫婦、友人、同僚…異性に対して「理解できない」と感じたり、接し方に悩んだりしている人たちへ、脳科学者・中野信子からの処方箋。男脳と女脳のちがいを知れば、人づきあいがぐっと楽になります。

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