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子育てママ要注意!美肌のために「しないこと」とは

50歳を超えた今でも他を圧倒するような美貌を保つ君島十和子さん。もちろんお肌のケアは欠かさないと言います。しかし、「しない」美容が大切なのだとも言います。それはどういうことなのでしょう。君島十和子さんが続ける「しない」美容のポイントをご紹介します。

君島十和子

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目次

  1. ○年齢肌が気になるとき
  2. ○タンパク質を積極的に摂取する
     
    • 年齢肌が気になるとき

       

      「しない」美容で、

      お肌のエイジングを防ぎます。

       

      子どもが幼かったころ、寝かしつけるつもりがついつい、メイクをしたまま朝まで寝てしまったことがありました。
      「結局、すべて自分に跳ね返ってくる」
      翌朝の乾燥しきった肌を見て、そう実感したのが30代の終わりです。
      焦りを覚えた私(君島十和子)が、懸命に取り組んだもの。
      それが顔のセルフマッサージでした。
      A型特有の性格(融通の利かなさ?)もあって、毎晩欠かさず丁ねいにマッサージを施していたのですが……、自己流で肌に余計な圧力を加えると、顔がゲッソリし、老けた印象になると気づいたのは、ずいぶん経ってからです。
      それ以来、私は顔のセルフマッサージは一切行っていません。
      厚さがわずか0・2〜0・4ミリしかない皮膚(表皮)に圧力をかけることが、肌にとっては強すぎる刺激だと考えるようになりました。
      洗顔をするときは、はじめから泡立っている洗顔フォームを使い、化粧水を塗るときもなるべく手を使わないで済むスプレー式を使っています。
      こうした数々の試行錯誤を重ねた結果、自分の体に手をかけることがとても大切だと知りました。一方で、体にストレスをかけずにいる方法も知り、「やり過ぎない」「いじり過ぎない」ことも、同じくらい大事だと身を持って感じます。
    • タンパク質を積極的に摂取する

      「顔のセルフマッサージをしない」ことのほかに、今の私がお肌のために「しないこと」。
      それが、「素肌に紫外線を浴びせないこと」、「食事制限によるダイエットをしないこと」、「甘い物をとり過ぎないこと」です。
      「食事制限によるダイエットをしない」のは、食べ物のカロリーだけを気にして、食事の内容が偏ると、血液や筋肉のもととなる栄養が確実に足りなくなり、エネルギー不足で疲れを感じやすい状態になるからです。
      特にタンパク質が不足すると、細胞のひとつひとつのパワーが弱まり、皮膚の内側で筋肉も脂肪も落ちて、肌や体が緩んできます。そうならないために、タンパク質を豊富に含む鶏肉や大豆製品を、毎日欠かさず食べています。
      「甘い物をとり過ぎない」のは、体の「糖化」を防ぐためです。糖分をとり過ぎると、体内のタンパク質が劣化します。
      これが「糖化」です。お肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンは、実はタンパク質。ですから、穀類やスイーツなどを食べ過ぎると、お肌のハリや弾力がなくなって、シワやたるみの原因になるのです。
      スキンケアも体調管理も「バランス」が大切。やり過ぎもやせ過ぎもキレイには辿り着けない、と自分に言い聞かせています。

私が決めてきたこと

君島十和子

KADOKAWA

Chapter1 私の人生を方向づけた大きな決断より

夢をあきらめたこと、大変だった子育て。すべてが「いま」につながっている―。しなやかに強く生きる31の秘訣。

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