目次
- ○朝型の規則正しい生活こそ、美腸への第一歩
- ○朝日と朝食が体内時計を正常な状態に導く
- ○自律神経が整えば、一生モノの腸が手に入る!
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朝型の規則正しい生活こそ、美腸への第一歩
腸内環境を改善するには、呼吸や血液の循環に関わるライフラインの神経「自律神経」のバランスを整えることがとても重要です。なぜなら、腸の働きは自律神経がコントロールしているため、乱れてしまうと、その支配下にある腸の働きが悪くなり、便秘などのあらゆるトラブルを引き起こしてしまうからです。自律神経には、行動を活動的にする「交感神経」とリラックス気分にする「副交感神経」があり、1日の中でリズムを持って動いています。夜遅くまで起きていたり、朝バタバタと慌ただしく過ごしていては、両者の切り替えがうまく行われず、バランスを崩す原因になります。自律神経のバランスを整えるには、朝型の規則正しい生活をすることが大切です。これは「腸活」を行う上での大前提といえます。●自律神経バランスの1日の動き「交感神経」は朝から上がり始め、日中をピークに夜に向けて下降。「副交感神経」は、昼過ぎから上がり始め、夜中にピークを迎えるのが基本的なリズム。 -
朝日と朝食が体内時計を正常な状態に導く
「朝」に着目した理由は、他にもあります。人間の体には時間の流れを管理して、新陳代謝やホルモン分泌などを行う「体内時計」の機能が備わっています。これがきちんと働かないと、自律神経の乱れにつながり、腸の動きを停滞させてしまいます。では「体内時計」を正確に作動させるためにはどうしたらよいのでしょう? 答えはすべて「朝の習慣」にあるのです。すべきことはとてもシンプル。朝日を浴びること、そして朝食をとること。たったこれだけです。「体内時計」を管理しているのは、細胞ひとつひとつに組み込まれている「時計遺伝子」というものなのですが、どんな人も1日25時間にセットされているため、実際の時間とは微妙にズレています。それが、朝日を浴びること、朝食をとることでリセット(調整)されるのです。 -
自律神経が整えば、一生モノの腸が手に入る!
朝の活動が適切であると、その日1日、体内時計が正常に働くようになるため、自律神経のバランスが整います。結果、腸の機能も高まり、スムーズな排便が促されます。また、夜は腸を動かす「副交感神経」がしっかり働いてくれるため、消化活動も活発になります。するとどうでしょう? 睡眠中に便がしっかり作られるため、翌朝、自然な便意が訪れるといった好循環も期待できるのです。このように、元気な腸を手に入れるためには「朝時間」をどのように過ごすかがカギを握っています。これからご紹介するメソッドを実践すれば、一生モノの健康な腸を手に入れられること間違いなしですよ!
小林弘幸式2週間プログラム 朝だけ腸活ダイエット
PART.1たった2週間で腸からやせる!これが、朝だけ腸活ダイエット。より
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