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一度の失敗であなたの全体評価は下がらない!
上司や仕事仲間に、「こんな大きなミスをするなんて、不注意な人間だね」と言われたりします。確かに間違ったことを書いたのは事実です。でもそれを、「不注意な人間である」という全体評価に直結させてしまうのは、相手が間違っています。「失敗」と「自分の価値」を分けて考える心理学的心の整理術をご紹介します。
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目次
- ○一度の失敗であなたの全体評価は下がらない
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一度の失敗であなたの全体評価は下がらない
上司や仕事仲間に、「こんな大きなミスをするなんて、一体どこに頭をつけているんだ。不注意な人間だね」と言われたりします。確かに間違ったことを書いたのは事実です。でもそれを、「不注意な人間である」という全体評価に直結させてしまうのは、相手が間違っています。起きてしまった失敗は確かに失敗です。その失敗を二度やることは絶対しないように自分で気をつけましょう。でも、「失敗」と「失敗をしたあなた」は、実は全然別のものです。ちょうど数学でxとyが足し算できないように、失敗はx軸であり、あなたの価値観はy軸です。両方を同列に考えることが間違っているのです。失敗は失敗、自分の価値は自分の価値。これをアドラーは「課題の分離」と言いました。「失敗」という問題と「自分の価値」という問題は次元が違うのに、一緒くたに考えると損をします。ひとつやふたつ失敗しても、あなたの全体評価は下がっていません。次からがんばればいいのです。