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- ○「知らない私に出会いたい」女性 VS.「確実な自分・モノに出会いたい」男性
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「知らない私に出会いたい」女性 VS.「確実な自分・モノに出会いたい」男性
マーケティングの世界では、女性視点と男性視点の2つがあるといわれています。たとえば、女性誌と男性誌の見出しを比べてみましょう。男性誌…「最強○○ガイド」「文具・仕事道具グランプリ」「スーツのお悩み一発回答」
女性誌…「母さん、夏の終わりに豹になる」「毎日が知らない私に出会う旅」「ちょっとかわいいレディな着回し」
男性誌は、「事実・モノ・論理・結果」を切り口にしていますね。一方、女性誌は、「自分・共感・感覚・イメージ」が中心です。女性には共感できる見出しも、男性から見ると、「夏の終わりに豹か? 毎日、知らない自分に出会ったら落ち着かないだろう?」と思うわけです。また、女性のおしゃべりは、しゃべること自体が目的だったりします。それなのに聞いている男性は解決策を求められていると思い、「次はこうしたらいいよ」とアドバイスをしてしまうことも。女性からすれば、「ただ、話を聞いてほしかっただけ」ですから、少し寂しい思いをすることになります。人間関係も、男性は「上下、先輩後輩など縦の関係」が大事なのに対し、女性は「仲間、友だち、一緒、対等」が大事です。この女性と男性の違いは生まれつきなのか、それとも社会や環境で後天的につくられたものなのか、原因はいろいろ研究されています。でも、それはさておき、お互いの感覚の違いや大切にしたいポイントを理解してコミュニケーションをすることで、相乗効果を生みます。男女の違いもわかってしまえば、面白がることもできるのです!
女子の働き方 男性社会を自由に歩く「自分中心」の仕事術
Column4より
ビジネスは、「男のルール」で動いてる。 そのことに、あなたは気づいて働いていますか?会社人間にならずに女子が仕事を楽しむコツ、教えます!!