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【医師執筆】グルテンからできるエキソルフィンが人体に与える影響とは

日本人の食卓にも欠かせないパンは、常食することで体の大切な回路を壊してしまうそうです。発達障害やホルモンバランスの乱れなどの症状を引き起こす、大切な回路の役割とはどのようなものなのでしょう。医師執筆の「パンと牛乳は今すぐやめなさい!」からご紹介します。

内山葉子

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目次

  1. ○重要な「メチレーション回路」を阻害する
     
    • 重要な「メチレーション回路」を阻害する

      グルテンからできるエキソルフィンは、栄養的な代謝の面でも害をもたらします。
      私たちの体内では、「メチル基」というものをやりとりしながら、次々に必要な物質をつくり出す反応系が回っています。「メチレーション回路」と呼ばれるもので、細胞に必要な物質やさまざまな反応に使う酵素、神経伝達物質などがこの回路からできます。
      この回路を回すための重要な物質の1つが、アミノ酸の一種である「システイン」です。ところが、グルテンからできるエキソルフィンには、システインが体にとり込まれるのを阻害する作用があります。また、パンで起こる炎症は、これらの回路を阻害してしまいます。
      そのため、パンなどの小麦製品をとると、システインが不足してメチレーション回路が回りにくくなり、さまざまな弊害が起こります。自閉症などの発達障害やホルモンバランスの乱れも、それに含まれます。
      メチレーション回路は、特に自閉症の研究からその重要性が注目されるようになりましたが、すべての人にとって重要です。
      この回路がうまく回っていないと、「新しい細胞ができにくくなる」「神経伝達物質が働きにくくなり、うつや精神的不安定が起こる」「有害物質の排泄・解毒ができない」「神経の働きが阻害される」「エネルギーがうまく産生できない」「免疫力が低下してガンなどが起こりやすくなる」など、さまざまな弊害が生じてしまいます。
      なお、メチレーション回路を回すには、ビタミンの一種である葉酸ようさんをはじめ、各種のビタミン・ミネラルや、良質なたんぱく質が必要です。ですから、パンをやめるとともに、葉酸を多く含む新鮮な葉野菜や新鮮な果物、質のいい卵や肉・魚などをしっかりとることが推奨されます。

      ★パンを食べるとシステインが不足してメチレーション回路が回りにくくなる

      ★「新しい細胞ができにくくなる」「うつや精神的不安定が起こる」「免疫力が低下してガンなどが起こりやすくなる」などの弊害が生じる

パンと牛乳は今すぐやめなさい!

内山葉子

マキノ出版

第2章  なぜ、パンをやめたほうがいいのか?より

パンは腸と脳をこわす!牛乳は骨と血管を弱くする!乳ガン患者はパンと牛乳が大好き。内臓脂肪が激減!アトピー、鼻炎が改善!子宮筋腫、卵巣嚢腫が縮小!子供が勉強に集中できる。

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