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家が散らかる理由は自分ではない?家を散らかす真犯人とは

一度掃除をして部屋がピカピカになっても、気が付くと散らかっている…ということはありませんか?なぜ部屋は散らかってしまうのでしょうか。そこにはとてもシンプルな原因がありました。シンプルな暮らしを提案して大人気のブロガー・みしぇるさんの著書からご紹介します。

みしぇる

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目次

  1. ○家が散らかるのは、モノが多すぎるから
     
    • 家が散らかるのは、モノが多すぎるから

      部屋にモノがあふれていた学生寮時代、いつも散らかっているのは「片づけがへただから」だと思っていました。「どうせ私って片づけへただし、しょうがないんだよね」と、心の中でうっすらと自己嫌悪を抱えて暮らしていたのです。
      ところが、アメリカ帰りで荷物のなかった1ケ月間、わが家はほとんど散らかることがありませんでした。モノが少ないためにクローゼットや引き出しの中にはゆとりがあり、出し戻しがしやすく、モノの定位置も明確。さほど努力をしなくても、軽やかに片づけができる環境でした。そもそも、散らかそうとしてもその材料となるモノがほとんどありません。要するに、問題は自分というより「多すぎるモノ」にあったということ。そのことに初めて気がつきました。
      さっそく物量を減らすため、折をみては不要なモノを手放していきました。まずは玄関、次にリビング、クローゼットと、空いた日を見つけてモノを除いていきます。けれど、暮らしがラクになったと感じるほどは、目立って物量は減りませんでした。
      考えてみると、たまにいくつか取り除くモノの量より、毎日家に入ってくるモノの量のほうが多いのです。かばんの中に、ポストの中に、子どものランドセルに、モノは日々入り込んで家に居つきます。家の中からモノの量を減らすためには、毎日のようにモノを出す習慣が必要だと感じました。
      こうして、毎日のようにモノを手放す暮らしにシフトしてみると、数ケ月の後にようやくモノが減ったと実感できるようになりました。アメリカ帰りのときのモノの少なさほどではないにしろ、収納を工夫しなくても無理なく片づけられる「適量」にすることができたのでした。
      片づけは、一度やったら終わりではありません。暮らしている限り、一生続くもの。改めてそう考えると気が遠くなりそうですが、モノを少なくすれば片づけはとてもシンプルで簡単になります。わが家では、毎晩寝る前に子どもたちと部屋を片づけてリセットしますが、かかる時間はたったの3分。モノを毎日負担なく片づけられる量に減らしたことで、暮らしのストレスが大きく軽減されました。

      引き出しいっぱいにモノを入れる必要はありません。

      引き出しいっぱいにモノを入れる必要はありません。これくらいで十分適量です。

1日1つ、手放すだけ。好きなモノとスッキリ暮らす

みしぇる

マイナビ出版

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モノを買うのが大好きでも大丈夫。「1日1捨て」で快適に暮らせます。家族と自分が心地よくすごすための人気ブロガー・みしぇるさんのアイデア集。

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