目次
- ○なかなか手放せないときは
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なかなか手放せないときは
以前は「なかなか捨てられない」の大きな要因に「まだ使えるのにもったいない」という罪悪感がありました。また、「ゴミを増やすのは申し訳ない」と思う方もいるかもしれません。そんなときはただ捨てるのではなく、買取に出す、譲る、寄付をするなどの方法をとるようにしています。ただ困ったことに、売れないような古びたモノにまで「もったいない」と感じてしまうことがありました。祖母からもらった抹茶の器も、なかなか捨てられなかったモノの1つ。けれどこれは、手放すことへのマイナス面ばかりを考え、「家がスッキリする」「家事の時短になる」「自分の時間が持てる」などの大きなプラス面に目を向けていない状態。「捨てられない」とモノを積み重ねて、これらの大きなメリットを放棄してしまうことこそ、もったいないことでした。器を捨てても祖母との思い出が消えるわけではありません。そして祖母の一番の望みは、「あげたモノで私が困る」ことではなく、「私が私らしく生きること」だと思うのです。捨てるか捨てないかをどうしても迷ってしまうモノは、ゴミ袋に入れてリビングの目立つ所に置くようにしていました。服、本、食器……分別は後にして、とにかく迷ったモノをゴミ袋へ。一時置きボックスに入れておくという手もありますが、そのまま保管してしまいやすいので要注意。リビングに置いたゴミ袋なら、「この中身はもう廃棄ということでいいな」とすぐに執着を手放せるのでおすすめです。処分を迷うモノはゴミ袋に入れて目立つ場所に。一刻も早く手放したいという気になってきます。例えば「ゾゾタウン」のブランド古着買取サービスは、ネットで申し込むと箱などの「買取キット」が送られてきます。査定から集荷まで一貫して無料で行ってくれるのでとても便利。
1日1つ、手放すだけ。好きなモノとスッキリ暮らす
Part 1 モノの手放し方より
モノを買うのが大好きでも大丈夫。「1日1捨て」で快適に暮らせます。家族と自分が心地よくすごすための人気ブロガー・みしぇるさんのアイデア集。