女性の起業で「Ｗｅｂマーケティング」を使う３つのメリット

これまでのマーケティング、マスマーケティングではお店や個人事業主は自分の存在や商品、サービスを知ってもらうためにチラシを作って配ったり、地元の新聞やフリーペーパーに広告を載せたり、広告宣伝費にたくさんの費用を払わなくてはなりませんでした。

でも、Ｗｅｂマーケティングにおいては広告宣伝をＳＮＳやブログなどＷｅｂで行ないますので、ほとんどお金がかかりません。

また、チラシをまく、広告を載せるといった方法は一方通行で、顧客のニーズを吸い上げて商品作りに活かすことが困難でした。でも、ブログやＳＮＳの特性としてコメントをつける、自分のページに訪問してくれた相手のフェイスブックやブログをたどっていけるなどの「双方向性」があります。ですので、自分や自分のサービスに興味を持ってくれている人間がどんな層なのか、相手がどんなことを求めているかなどもわかるのです。

お金をかけずにマーケットリサーチできるのもＷｅｂマーケティングの大きなメリットといえます。

これまでのマスマーケティングでは大量に情報をまいて「１０００人のうち10人が興味を持って資料請求してくれればよい」「資料請求してくれた10人のうちの1人くらいが商品を買ってくれればよい」という考え方でした。

つまり、無駄が多かったのです。それゆえに余計なコストがかかっていたともいえます。

ですが、Ｗｅｂマーケティングにおいては双方向性のあるメディアを用いるので、自分がターゲットにしている層（＝潜在的なお客さま）にダイレクトにアプローチすることができます。すでにニーズがあるとわかっているところに情報提供をするので、押し売りすることもありません。むしろ、相手が欲しい情報を提供しているので、「ありがとう」と感謝されるのです。「営業は苦手」「自分を売り込むのはちょっと」と思っている女性にピッタリの方法だと思います。

既存の店舗などのビジネスではお店に興味を持ってフラリと訪れてくださったお客さまに対してふたたびアプローチすることが困難でした。お買い物をしてくださったお客さまにポイントカードを作って再来店を促すことはできますが、何も買わずに去っていったお客さまを追いかけていくことはできません。「つながり続ける仕組み」がないために一度きりの来店で終わってしまうのです。

ですが、Ｗｅｂマーケティングにおいてはセールスに至るまでのすべてのプロセスをＷｅｂで行なうので、メールやＳＮＳなど「つながり続ける仕組み」があります。興味を持ってメールやＳＮＳ経由でお問い合わせをしてくれた方に対してこちらからふたたびアプローチすることができるのです。

こうした方々に有益な情報を届けたり、お試し施術やセミナー、体験レッスンなど喜んでいただけそうなイベントを開催したりすることで、さらに関係性と信頼を積み上げていくことが可能になります。お客さま候補からあなたのファンへ、そしてお客さま、リピーターへと育てていけるところがＷｅｂマーケティングの魅力です。特に女性はもともと「育てる」ことが好きですし、そういう意味でも女性とＷｅｂマーケティングは好相性かもしれませんね。