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手帳初心者におすすめ!手帳の選び方【手帳アドバイザー】
毎年新しいスタイルの手帳が発売され、手帳コーナーに並ぶ手帳の種類は増える一方です。たくさんの種類があるからこそ、自分にぴったりの手帳がきっと見つかる! と思いがちですが、初心者にはどうなのでしょう。。。そこで安慶名 勇子さんの「夢が叶いつづける手帳術」より、手帳初心者こそシンプルな手帳を買うべき理由をご紹介します。
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目次
- 手帳初心者こそ シンプルな手帳を 買うべき理由
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手帳初心者こそシンプルな手帳を買うべき理由
「手帳を使いこなす」素敵なフレーズですよね。手帳の持っている役割を存分に活かしながら自分自身も成長していく。そうイメージできる言葉ではないでしょうか。ただ、「今年こそ手帳を使いこなすぞ!」と意気込んでいる方に多く見られるのが、機能満載の手帳を買ってはみたもののうまく使うことができずに挫折してしまう……というパターンです。「手帳を使いこなす」私はこの言葉の意味を機能満載な手帳を隅々まで余すことなく使いたおすという意味ではなく、自分にとって必要な機能を見極め、存分に活かすというふうに解釈していす。ですから、手帳に備わっている機能であっても必要ないと判断したページは使わないと割り切ってしまえばいいのです。「どう使っていいかわからない」ではなく、「使わない」と決めるということ。たとえば・住所録ページ
・YEARページ
・プロジェクト管理ページ
・付録のメモ帳
・優先順位判断シート
・優先順位判断シート
というように、カレンダー以外にもいろんな機能が備わっている手帳を購入した場合、「住所録とToDoリスト欄はパソコンで管理しているから使わない」「この1ヵ月間だけは優先順位シートを活用する」といった具合に、自分にとって必要な項目と期間を見定めて使っていくのです。手帳の機能に縛られずに、自分が必要な機能をピックアップして手帳を使いこなすという視点が大事です。毎年新しいスタイルの手帳が発売され、手帳コーナーに並ぶ手帳の種類は増える一方です。たくさんの種類があるからこそ、自分にぴったりの手帳がきっと見つかる! と思いがちですが、実は多機能な手帳ほど初心者にとっては使いにくいものになっているといわざるを得ません。というのも、高機能な手帳は明確なユーザー像を描いた上でつくられているからです。そのターゲットとなる人間像に自分が当てはまっていないのであれば当然手帳は使いにくくなってきます。どんなに人気の手帳であっても、自分にとって使いやすいものかどうかは別ものなのです。そこで、手帳初心者にお勧めしたいのがシンプルな手帳です。スケジュール欄とメモ欄のみで構成されている手帳こそ、ファーストステップとして使って欲しいタイプです。スケジュール欄のタイプには大きくわけて・マンスリータイプ(月)
・ウィークリータイプ(週)
・デイリータイプ(日)
の3つがあり、その枠の並べ方で・バーティカル(縦)
・ホリゾンタル(横)
・セパレート(升目)
という名前がつけられています。その中でも、左側のページにスケジュール欄が収まっているものを「レフト」というふうに呼んでいます。つまり、ウィークリータイプで1日の時間軸が縦方向に配置され、1週間が見開き左側のページに集約されているものを「ウィークリーバーティカルレフト」と呼ぶわけです。当然ですが、マンスリーからデイリーにいくほど、手帳の厚みが増しますし、書くスペースも増えます。書くのに慣れていない人はマンスリータイプ、たくさん書く習慣のある人はデイリータイプを選べばいいのですが、「夢を叶えるための手帳」という視点で見たときには、たくさん書けるものを選んだ方がいいです。しかしながら、手帳に馴染みのない方が急にデイリータイプの手帳を使用しても挫折するだけです。最初のうちは張り切って書き込んだとしても、そもそも書くことに慣れていないため、書かなく(または〝書けなく〟)なってしまいます。「あ、今日書くの忘れた! 今日の分は明日書こう」
「まだ昨日の分覚えているな、明日こそ2日分書こう」
「3日分書くの面倒だな」
「もうやーめた!」(ゴミ箱へ)
そして自分の3日坊主を責めるのです。またつづけられなかった……と。そうなっては本末転倒ですから、張り切って難易度の高いデイリータイプの手帳を買うのは控えた方がいいでしょう。「どんな手帳を買えばいいのかわからない」と悩んでいる方に私が勧めているのは、ウィークリータイプです。マンスリーだと物足りない。デイリーだと多すぎる。その間を取ったウィークリータイプは本当にバランスがいいのです。これまで書く習慣がなかった人にとってもつづけやすい構成なので、ぜひ使ってみてください。そして、ウィークリータイプの中でも「バーティカルタイプ」は特にお勧めです。1日の時間の流れと1週間の時間の流れが視覚的にとらえやすく配置されているということ、スケジュール欄とメモ欄のバランスに優れているという特徴があります。スケジュール管理もしっかりと行いたいという方にはより最適です。ちなみに、私が愛用している手帳はLACONICというメーカーのウィークリータイプ・バーティカルレフト。この手帳の使い勝手のよさには本当に惚れ込んでいて、使いはじめてからというもの、別の手帳に目移りしたことがありません。(私、LACONICの回し者ではありませんよ(笑))時間管理がそれほど必要でないという方であれば、ホリゾンタルタイプか、セパレートタイプの手帳を選び、ToDoリストや、日記、家計簿、ダイエット記録として使うのもいいですね。どちらにしろ、最初に考えておかなければならないのは、「手帳にどんな役割・機能を求めるのか」という視点です。まずはそこを明確にしておきましょう。ただし、ここでお伝えしている手帳の選び方は「管理」や「記録」に焦点を当てた選び方であって、夢を叶えるために使う手帳を選ぶにはもう1つ大事な視点があるということを補足しておきます。