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夢を叶える手帳の選び方と書き方
「メモ欄が大事なら、手帳ではなくメモ帳でもいいのでは?」と、疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。夢を叶えていくために必要なのはメモ帳より手帳です!と安慶名 勇子さん。その理由を「夢が叶いつづける手帳術」よりご紹介します。
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目次
- ノートではなく手帳を買うべき理由
- 夢を叶えるために 重要なのはメモ欄です!
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ノートではなく手帳を買うべき理由
「メモ欄が大事なら、手帳ではなくメモ帳でもいいのでは?」と、疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。結論から申しますと、夢を叶えていくために必要なのはメモ帳より手帳です。さらにいうと、ノートよりも手帳です。手帳のメモ欄が足りない場合のみ、メモ帳やノートを併用する。という使い方の方が望ましいと私は思っています。あくまでもメモ帳やノートは補足として使うということです。誤解しないでいただきたいのですが、メモ帳やノートが悪いといっているのではありません。目的によってはメモ帳やノートの方が優れている場合もあります。自由度が高い分、使い手によっていろんな機能を兼ね備えられるのはノートの方です。では、なぜ夢を叶えるために必要なのが、メモ帳やノートではなく手帳なのか。その点について掘り下げていきたいと思います。手帳とノートの決定的な違いは何かというところですがこれは説明するまでもありませんよね。カレンダー(スケジュール欄)があるかどうかの違いです。実は、手帳にとって当たり前の機能であるカレンダーがついているのが大事なポイントなのです。未来の計画を立てるにしても、目標を立てるにしても、カレンダーを見た方がより具体的な計画が立てられますし、締め切りを意識して行動することもできますから。それに加え、もう1つ、カレンダーがあることで役立っていることがあるのです。それは「手帳に使用期限があることで使おうとする意識があがる」ということなのです。レフィルを追加していくようなシステム手帳を使っている場合を除き、ほとんどの方が1年で手帳を買い換えているかと思うのですが、期限つきだからこそ買い換えるタイミングが絶対に訪れます。この「使用期間内でしか使えない」という縛りが、手帳をもっと活用しようという意識をもたらしてくれるのです。一方、メモ帳やノートにはその縛りは存在しません。使い切るまでは、いつでも、いつまでも使える。つまり、いつでも使えるからこそ、使わなくなる可能性があるということ。この性質が初心者にとっては最大のデメリット。手帳使いに悩んでいる方、またはこれまで手帳に慣れていない方であるほど、ノートの方が難易度は高くなるのです。ちなみに私は、手帳に書いていた様々なリスト項目をノートに移し換えたことがあるのですが、そうした途端、リストを見なくなってしまいました。そのうち、そのリストが存在することすら忘れていたという始末。「将来必ず手に入れたい!」という思いのつまったリストは、いつでも見返すことのできる手帳に書き留めておきましょう。加えて、手帳の方が優れている点をあげるとすれば「紙の質」です。筆記具の滑りがいい紙質にこだわってつくられていますし、中には罫線の幅や色まで工夫が見られるものもあります。さらには、表紙のつくり。手帳にはハードカバータイプ、ソフトカバータイプ、ビニールや皮、布などと種類が豊富にありますが、一般的に販売されているメモ帳やノート類の表紙は、ほとんどが紙です。持ったときの手触り、書き心地、耐久性など、モチベーションがあがる要素が多いのは手帳の方だと思いませんか?自分の人生をつくり出す、夢を叶えるためのツールなのですから、気持ちよく書ける環境が整っている手帳を選択して欲しいと思うのです。これらの理由から、メインとして使うのは手帳。サブとしてメモ帳やノート。という使い方をお勧めします。 -
夢を叶えるために重要なのはメモ欄です!
手帳であれば何を使ってもいいのか? というと、そうではありません。管理や記録という視点で手帳を選ぶ場合と、夢を叶えるためにという視点で手帳を選ぶ場合では、見るポイントが大きく異なります。スケジュール帳または日記といった管理帳としての機能を存分に発揮するためには、手帳の基本的な仕様のみを考慮して選ぶことが大事ですが、それに加え、夢の実現を加速させるポイントとなるのは、実はメモ欄なのです。「メモ欄のクオリティが手帳の価値を決めるといっても過言ではない」というほど、メモ欄は大事なところなのです。忘れないように書き留めるための「メモ」であれば、小スペースでも間に合うのかもしれませんが、自分の人生をつくり出していくための羅針盤として手帳を使うのであれば、メモ欄は断然広い方がいいのです。これは何も「たくさん書けるから」という理由だけではありません。思考の広がりと、書き出すために使用する紙の大きさには関係性があり、大きな紙を使う方がより大きな視点で物事を整理できるためです。未来のイメージを描く際、小さな紙に書き出すのと大きな紙に書き出すのとでは、スケールの大きさがまるで異なるのです。次のものを用意して実際に試してみてください。・付箋
・A3サイズの用紙
それらに、自分の未来やなりたい自分像、欲しいものや環境といったものを書き出してみましょう。一度本を置いて、取り組んだ後に読み進めることをお勧めいたします。書き出してみましたか? いかがでしたでしょうか。視界いっぱいに広がる紙を眺めながら書いた方がより大きな夢を書き出せたのではないでしょうか。このことからも、メモ欄が重要なスペースなのだということがおわかりいただけたと思います。しかしながら、手帳のサイズやスケジュール欄を重視し、メモ欄の機能を判断基準に加えている人はまだ少ないと感じているところです。私が使っている手帳は見開き右半分の1ページがまるまるメモ欄なのに加え、巻末にもメモ欄が数ページあり、さらに別冊としてメモ帳がついているほど充実しているのですが、1年間使用した後に手帳を振り返ると使わないまま空白で残っているページはほとんどなく、むしろ足りないほど。「そんなに書くことあるのですか?」と聞かれるのですが、実際、たくさんあります。書けば書くほどに自分の未来についてのイメージが大きく、鮮明になっていることを実感しています。小さな手帳を使っていた頃には感じられなかったことです。数多くある手帳のスケジュール欄はほとんど似たようなつくりとなっていますが、メモ欄だけは違います。メモ欄がほとんどない手帳もありますし、横罫線タイプ、方眼タイプの他にもリストタイプ、ドットタイプと、手帳によってさまざまです。実は、手帳出版社の工夫が垣間見えるこのメモ欄こそ、夢を叶えるために必要な最重要ポイント。多くの人が見落としがちな手帳選びの盲点なのです。この後、ご紹介する手帳活用術には、・自分取扱い説明書
・夢リスト100
・望想活動計画
といったものがありますが、これらを実践していくにあたって大事になってくるのがやはりメモ欄です。手帳を買う際はスケジュール欄だけでなく、メモ欄がどれだけ充実しているのかというところにも目を向けて購入することをお勧めいたします。メモ欄が充実していない手帳を使っている場合は、別冊の薄いノートを用意すればよいのですが、持ち運びにも不便です。手帳を購入する際には、どんなことを書き込んでいきたいのかをしっかり検討した上で、スケジュール欄とメモ欄のバランスが取れているものを選んでください。関連記事
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