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誰でも簡単!歩きながら腹筋を鍛える方法
人間はひと呼吸で4リットルくらいの空気を出し入れしますが、1リットルは残気量として体内に残ることをご存知でしょうか?加齢や仕事のストレスなどで、この換気量が少なくなっている人が多くいます。この記事では、腹筋の機能や呼吸を意識した歩き方について紹介します。
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目次
- ○歩きながら腹筋を鍛える方法
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歩きながら腹筋を鍛える方法
酸素を取り込む大切さは理解していただけたと思います。酸素を取り込むためには腹筋が大切です。人間はひと呼吸で4リットルくらいの空気を出し入れしますが、1リットルは残気量として体内に残ります。実質は3リットルを換気しながら生活しています。しかしながら、加齢や仕事のストレスなどで、この換気量が少なくなっている人が多くいます。一度、肺のなかの空気を全部吐き出してみてください。10秒くらいはかかるはずです。そのときにお腹がぺっこり凹んでいませんか。腹筋は、姿勢を維持する機能と、呼吸を促進する機能の2つの機能を持っています。横隔膜が肺を潰して、なかの空気を外に出したいのですが、直接的な腹筋などが機能しにくくなると、体内の空気が外に出てくれません。さらに仕事のストレスなどで呼吸がうすく回数が多くなれば、酸素を取り込めているようで、まったく取り込めていないという状態が日常になっています。こうした状態では脂肪が燃えにくくなるばかりか、細胞が元気をなくし、病気にもなってしまいます。マラソンなどで、レース後半に呼吸が苦しくなると腰が痛くなって、腰が引けてアゴが上がってしまうのは、腹筋が呼吸筋としての機能に奪われ、姿勢維持機能が衰えるためです。また腹筋がないと、横隔膜を引き上げようと常に肩で息をするという状態になります。こうなると首や肩が緊張しやすく、肩こりなども招きます。歩くことによって、腹筋も鍛えることができます。「姿勢を維持して歩く」それだけでも腹筋の強化になりますが、歩くときに息を吐くほうだけに集中して歩いてください。「ふっ!ふっ!」「ふっ!ふっ!」「ふっ!ふっ!」……と、吐くほうだけがんばって歩いてください。酸素を取り込むためには肺のなかの汚い空気を出してあげないと、新しい空気は入り込めません。吸うほうは意識しなくても、肺に取り込むことができます。気体は圧の低いほうに自然に流れます。大気の気圧より人間の体内の圧のほうが低いので、吐いてあげれば勝手に入ってきてくれます。吐くほうを意識して歩けば、腹筋を自然と使います。意識してお腹を凹ませて吐いてもOKです。酸素を取り込んで脂肪を燃やす、腹筋を使ってお腹まわりシェイプアップ、一石二鳥の歩き方です。日常生活のなかでも深い呼吸を意識してください。1分間に4回くらいの深い呼吸を1日1回はするようにしましょう。