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女性の働き方(専業主婦/パート/正社員)のメリットデメリット
専業主婦がいい?それとも正社員?パート?この記事では働く女性のそんな疑問、メリット、デメリットについてご紹介します。
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目次
- ○専業主婦とパートと正社員それぞれに、いい点、悪い点があります
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専業主婦とパートと正社員それぞれに、
いい点、悪い点があります「専業主婦」は、毎日家事や育児などの仕事をやっているのに、それに対して、感謝されたり、喜ばれるということはあまりないかもしれません。パートナーが理解ある人ならともかく、「君はいいなぁ、仕事もせずに家でのんびりできて」という皮肉を言われたりする主婦も多いのです。子どもも、小さいときには母親がすべてで、「ありがとう」をいっぱい言ってくれるかもしれませんが、それも、3歳から10年たらずのことです。13歳をすぎたら、男の子も、女の子も反抗的になるばかりです。そのぶんパートナーがやさしくしてくれるといいのでしょうが、いつもそうとはかぎりません。つまり「主婦」の人生は、社会とつながらず、感謝もほとんどされない可能性のある生き方だともいえるわけです。さらに、経済的な自由もないので、高価な化粧品やバッグなどを買ったり、友だちと食事や旅行に行ったりしたいと思っても、パートナーに気を遣うことになります。時間は比較的自由でも、経済的、社会的には不自由になるというのが、「専業主婦」のデメリットでしょう。仕事をしないという意味では、引きこもりで家にいたり、たいして仕事をせずに家事手伝いをする、親の介護のために家にいるという人もいるでしょう。「パート」で働く人のプラス点は、専業主婦に比べて、「自分のお金」ができることです。そのお金で、家計を助けることもできるし、ちょっとしたお小遣いにもなります。また、専業主婦のときにはなかった「職場の人たちとのつながり」を持つことができます。お昼休みに職場の人たちとテレビの話題で大笑いしたり、イベントで盛り上がったり、ということがあるわけです。そういうことでストレスを発散することもできます。生活にメリハリがついて、それまでは面倒だと思っていた子どもを保育園に迎えに行くことも、楽しめるようになったりもします。パートで仕事をすることで、自分が何かをすることで、職場の人やお客様に喜ばれるというやりがいも生まれます。また、ものをつくったり接客したりという仕事を通じて、社会に参加しているという意識も芽生えます。マイナス点としては、主婦に比べたら自由な時間が減るということでしょうか。また、お金を稼ぐといっても、それほどお給料がいいわけではないし、身分が安定していないということもあります。「正社員」の生き方は、前に触れましたが、60歳ぐらいまでは会社、または役所が面倒を見てくれるということがあります。一定の給料は保証されて、ボーナスも出る、福利厚生もある、病気になってもしばらくは給料をもらいつつ休暇を取れたりもするというのが、一般的な「正社員」のイメージでしょう。また、社会的な地位も保証されるので、たとえば部屋を借りられたり、ローンを組めたりというメリットもあります。マイナス点としては、あまり自由時間がないということでしょう。もちろん土日や祝日が休日であったり、有給休暇もあるでしょうが、就労時間も決まっているし、自分の自由に仕事をする権利というものがありません。たいていは、会社から割り当てられたものが仕事になるわけです。たとえば朝の9時から夕方の5時、6時までは、会社に拘束されている時間で、それを会社に差し出しているようなものです。そのために時間を自由に使う裁量権がないわけですが、この点が「正社員」のいちばんのマイナス面ではないでしょうか。「正社員」には、自分の意見が自由に言えないという不自由もあるかもしれません。心のなかでは「違う」と思うことでも、会社のなかでの立場では口にはできないということがあります。「上司には言えない」「お客様には言えない」ということがあるわけです。会社員、公務員は、組織の一員であることから、それゆえの不自由さがあります。社会的な安定を手に入れるかわりに、いろんな不自由さを我慢しなければいけないのが、組織に属するということなのです。幸せを決める働き方のルール09自由と不自由の折り合いをつける