目次
- ○人づき合いに疲れを感じやすい人の、心の休め方とは?
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人づき合いに疲れを感じやすい人の、心の休め方とは?
「人づき合い」に疲れを感じやすい人がいます。周りの人たちとの関係がうまくいっていない、というわけではありません。人間関係でトラブルを抱えやすい、というわけでもないのです。周りの人たちとは、ごく普通につき合っているのですが、それでも人づき合いに疲れを感じてしまうのです。こういうタイプの人は、基本的に、他人への気づかいが上手な人が多いようです。普通の人以上に他人に気をつかってしまうので、その分、人づき合いに疲れてしまいやすいのです。たとえば、『進化論』で有名なイギリスの自然科学者だったダーウィンが、そんなタイプの人だったといわれています。彼は、学会での集まりや、パーティーなど、たくさんの人たちが集まっている場に出席すると、そこでの人づき合いでグッタリと疲れてしまい、翌日は寝込んでしまうくらいだったといいます。ダーウィンほどひどくはなくても、「私は人づき合いで疲れやすいタイプだ」という自覚がある人もいると思います。そういうタイプの人は、日頃から、小まめに「心を休める」という習慣を養って実践していくことが大切です。その「心を休める」ための方法の一つとして、「本や雑誌を読む」ということがあります。好きな本や、興味のある記事が載っている雑誌をいつも手元に置いておいて、ちょっと時間が空いたときにそれを読む、という習慣を身につけるのです。本や雑誌を読んでいる間は、自分の世界に入り込むことができます。他人のことを忘れられます。それが良いリラックスになるのです。◎時間が空いたときは、好きな本や雑誌を読んでみる。
心を休める習慣
第8章 人間関係に疲れたときの心の休ませ方より
ラクになる、幸せになるためのコツは、ほんのちょっとの「ひと休み」。当たり前なのに誰も気付かなかった簡単すぎる“休み方”いますぐその場で実践できる、毎日の「心を休める習慣」。