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人付き合いに疲れたときの心の休め方【心理学者執筆】

特にトラブルを抱えやすいとか、周囲とうまくいっていないワケではないのに、「人づき合い」に疲れを感じやすい方、いませんか?そういう方には小まめに「心を休める」習慣を養うことが大切だといいます。その方法とはどのようなものなのでしょう。産業カウンセラー執筆の書籍からご紹介します。

植西聰

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目次

  1. ○人づき合いに疲れを感じやすい人の、心の休め方とは?
     
    • 人づき合いに疲れを感じやすい人の、心の休め方とは?

      「人づき合い」に疲れを感じやすい人がいます。
      周りの人たちとの関係がうまくいっていない、というわけではありません。
      人間関係でトラブルを抱えやすい、というわけでもないのです。
      周りの人たちとは、ごく普通につき合っているのですが、それでも人づき合いに疲れを感じてしまうのです。
      こういうタイプの人は、基本的に、他人への気づかいが上手な人が多いようです。
      普通の人以上に他人に気をつかってしまうので、その分、人づき合いに疲れてしまいやすいのです。
      たとえば、『進化論』で有名なイギリスの自然科学者だったダーウィンが、そんなタイプの人だったといわれています。
      彼は、学会での集まりや、パーティーなど、たくさんの人たちが集まっている場に出席すると、そこでの人づき合いでグッタリと疲れてしまい、翌日は寝込んでしまうくらいだったといいます。
      ダーウィンほどひどくはなくても、「私は人づき合いで疲れやすいタイプだ」という自覚がある人もいると思います。
      そういうタイプの人は、日頃から、小まめに「心を休める」という習慣を養って実践していくことが大切です。
      その「心を休める」ための方法の一つとして、「本や雑誌を読む」ということがあります。
      好きな本や、興味のある記事が載っている雑誌をいつも手元に置いておいて、ちょっと時間が空いたときにそれを読む、という習慣を身につけるのです。
      本や雑誌を読んでいる間は、自分の世界に入り込むことができます。他人のことを忘れられます。それが良いリラックスになるのです。
      ◎時間が空いたときは、好きな本や雑誌を読んでみる。

心を休める習慣

植西聰

三五館

第8章 人間関係に疲れたときの心の休ませ方より

ラクになる、幸せになるためのコツは、ほんのちょっとの「ひと休み」。当たり前なのに誰も気付かなかった簡単すぎる“休み方”いますぐその場で実践できる、毎日の「心を休める習慣」。

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