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「悟れば好悪なし」という禅語の意味【心理学者執筆】

日頃つき合う相手を「好き嫌い」で選んでいませんか?当然、好きな人とつき合っていた方が楽ですし、楽しいものですが、時には苦手な相手が視野を広げてくれることもあります。苦手な人とも平等につき合う禅の教えをご覧ください。

植西聰

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目次

  1. ○「悟れば好悪なし」の精神で、人とつき合っていく
     
    • 「悟れば好悪なし」の精神で、人とつき合っていく

      さとれば好悪こうおなし」という禅語があります。
      これは、「悟った人間には、好き嫌いという感情などない」という意味です。
      悟った人は、人間関係についても、好き嫌いといった感情はありません。
      もちろん、相性が合わない相手や、考え方が違う相手もいるでしょう。
      しかし、だからといって「あの人は嫌いだ」という感情は持たないのです。
      むしろ、相性が合わない相手や、考え方が違う相手のことを尊重します。
      「あの人は、私とは違ったものの見方や感じ方をする。物事を、あのようにとらえる人もいる。あの人と一緒にいるおかげで、私自身の視野が広がった」
      「あの人は、私とはまったく違った考え方を持っている。あの人の話を聞いていると、私自身、勉強になることが多い」
      といったように考えるのです。
      ですから、相性が合わない人や、考え方が違う人とも謙虚に、また円満につき合っていくことができるのです。
      したがって、たとえ自分とは異質の性格を持つ人であっても、イライラしたり、感情を乱されたりするということはありません。
      また、自分と相性が合う相手や、自分と考え方が合う相手であっても、その人だけを尊重し、他の人は軽蔑するということもありません。
      相手が誰であっても、平等につき合っていけるのです。
      誰でも、相性が悪い人や、自分とは考え方が異なった人との人間関係に悩むこともあると思います。
      そんなときには、心を休める意味で、この「悟れば好悪なし」という禅語にならい、相手のことを尊重するようにしたらいいのではないでしょうか。
      ◎「好き嫌い」で、つき合う人を判断しないようにする。

心を休める習慣

植西聰

三五館

第8章 人間関係に疲れたときの心の休ませ方より

ラクになる、幸せになるためのコツは、ほんのちょっとの「ひと休み」。当たり前なのに誰も気付かなかった簡単すぎる“休み方”いますぐその場で実践できる、毎日の「心を休める習慣」。

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