HALLOM(ハロム)

更新

関連タグ:

孤独感を解消する方法【心理学者執筆】

一生懸命頑張ったのに、周りの人に誤解されてしまって、いつの間にか社内で孤立してしまった…という事態に陥ると、次第に懸命に働く意欲も失ってしまいます。しかし、そんな投げやりな気持ちになるのはよくありません。そんな気持ちの時に心に響く孔子のことばを、産業カウンセラー執筆の書籍からご紹介します。

植西聰

  • 閲覧数:1,761 views

目次

  1. ○一生懸命にがんばっていれば、必ず味方になってくれる人が現れる
     
    • 一生懸命にがんばっていれば、必ず味方になってくれる人が現れる

      自分では「会社のため。同僚たちのため。お客さんのため。取引先のため」と思って一生懸命にやっていても、周りの人たちから誤解されて、社内で孤立してしまうことがあります。
      そういう経験は、強い孤独感を生じさせます。
      「私を理解してくれる人は一人もいない」と感じて、一生懸命に働こうという意欲も失っていくことでしょう。
      しかし、そこで投げやりな気持ちになってしまっては、その人の人生にとって決して良いことにはなりません。
      というのも、その本人とすれば「誰も私を理解してくれない。一人も私の味方になってくれる人はいない」と思っているかもしれませんが、実際にはそんなことはない場合が多いからです。
      必ず近くに、味方になってくれる人がいるものです。
      古代中国の思想家である孔子こうしは、「徳はならず。必ずとなりあり」と述べました。
      これは、「徳のある人は、決して孤立することはない。必ず近くに味方になってくれる人がいる」という意味を表しています。
      したがって、投げやりな気持ちになってしまう前に、「私の味方になってくれる人は誰だろう?」と考えてみてもいいと思います。
      一生懸命にがんばっている「徳のある人」は、必ず、「そうだ、あの人は私の味方になってくれる。あの人も私に賛同してくれるだろう」ということに気づくと思います。
      そうすれば、孤独感にさいなまれて落ち込むこともありません。
      自分を誤解している人は、じつは、「すべての人」ではないと気づくのです。
      意思を持って一生懸命に取り組んでいれば、本人は気づかなくても、理解し助けてくれる人がいるものです。
      ◎「私は孤立している」と、投げやりな気持ちにならないこと。

心を休める習慣

植西聰

三五館

第8章 人間関係に疲れたときの心の休ませ方より

ラクになる、幸せになるためのコツは、ほんのちょっとの「ひと休み」。当たり前なのに誰も気付かなかった簡単すぎる“休み方”いますぐその場で実践できる、毎日の「心を休める習慣」。

     width= 楽天ブックス オムニ7

オススメPR

関連記事

この記事に関するタグ