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仕事ができる人の共通点とは

メールの連絡がもどかしい。そんなときどうするかといえば、直接会うか電話するのが一番早い……当然のことです。
仕事をスピーディにしたいなら、「まどろっこしいのはヤメ!」なんていうほどの短気さのほうが、ずっと重要なことなのです。
この記事では、コミュニケーションロスについて紹介します。

夏川 賀央

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目次

  1. ○仕事のできる人には、ちょっと短気な人が多い
     
    • 仕事のできる人には、ちょっと短気な人が多い

      メールの連絡がもどかしい。
      そんなときどうするかといえば、直接会うか電話するのが一番早い……当然のことです。
      会えばその場で相手の疑問に答えられるし、コミュニケーションの誤解も避けることができます。メールでは怒っているように見えたけど、会ってみたら全然そんなことはなかった……というのはほとんどです。
      それに対面したり電話で声を聞いたりすれば「連絡があった」という記憶は、確実に相手に残るのです。それだけで放置されることによるロスは防ぐことができるでしょう。
      リアルなコミュニケーションを嫌う人が最近は増えていますが、それで効率的になるということはありません。
      むしろ想像したり、探ったりという手間は、かえって多くの時間を喪失そうしつさせます。
      また最近はオフィスにいてもメールコミュニケーションのみで、誰とも話すことなく仕事が終わる「無縁社員」などと呼ばれる人も増えているようです。
      これではコミュニケーションロスだけでなく、モチベーションも喪失させますから、効率を求めるシステムも本末転倒でしょう。
      むしろ仕事をスピーディにしたいなら、「まどろっこしいのはヤメ!」なんていうほどの短気さのほうが、ずっと重要なことなのです。

       

      チャーチルも、非常に短気な人だったと述べました。
      子供のころから同級生と衝突したり、政治家になっても、報告を聞くやいなや戦地に乗り込んだりして、およそ一国のトップとは思えないことを平気でやっています。
      ただ、この短気さが功を奏すこともあるのを忘れてはいけません。
      よく釣りは短気のほうが向く、などといわれます。これは呑気のんきに座っているより、イライラして場所を替えたり、エサを替えたり、釣り方をアレンジしたりして、あれこれ変更していったほうが、魚が食いつくタイミングに当たるのが早くなるからです。
      「考えているより行動したほうが早い」ということは、よくあります。
      いいかげんだといわれたチャーチルですが、戦時下で「このままではヤバい」という状況であればこそ、国民は彼をリーダーとして求めたのです。
      時間の大切さを考えるとき、これは重要なことではないでしょうか。

時間を使う人、時間に使われる人

夏川 賀央

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