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仕事がデキる人になりたいなら馴染みの飲食店を持て!

純粋にお酒を楽しみたくて、ひとりで飲みに行くこともあるかもしれませんが、多くの場合は上司や同僚、仲間と一緒ではないでしょうか。いわゆる「飲みニケーション」です。
しかし誰を連れて行っても、いいコミュニケーションが生まれるような飲み屋さんはそう多くありません。
この記事では、飲み屋をビジネスの武器として使用する秘訣について紹介します。

中山 マコト

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目次

  1. ○飲み屋の達人であれ
     
    • 飲み屋の達人であれ

      純粋にお酒を楽しみたくて、ひとりで飲みに行くこともあるかもしれませんが、多くの場合は上司や同僚、仲間と一緒ではないでしょうか。いわゆる「飲みニケーション」です。
      しかし誰を連れて行っても、いいコミュニケーションが生まれるような飲み屋さんはそう多くありません。だからこそ用途に合わせて使いこなせると、仕事ができる人に見られます。
      東北出身の日本酒好きな上司と飲むなら、東北の地酒が豊富な居酒屋さんがいいだろうし、メンバーに女性が多い場合は、雰囲気がよくて洒落たデザートの用意があるレストランが喜ばれそうです。
      そうやって相手に合ったお店を紹介して気に入ってくれると、その人はまた別の人を連れて再訪します。あなたを起点にして新しいお客さまがどんどん増えていくのですから、お店も喜んでくれて、ますますあなたを大切にしてくれるでしょう。
      これが仕事の成果として返ってくることもあります。
      ある日の夜9時になろうかというころ、大手食品メーカーの東京支店の担当者から私のところに電話がありました。
      「支店長が大切な取引先と会食をしている。大いに盛り上がり、二次会には女性が接客してくれる店に行こうという話になった。銀座なら行きつけのお店があるが、新宿界隈では馴な染じみのお店がない。どこか紹介してもらえないだろうか」
      「わかりました、10分後にもう一度電話をください」
      私はそう言って電話を切るや、心当たりのお店に電話をかけて「これからこういうお客さまが行くので、この子とこの子をテーブルにつけてほしい」などとこまかいオーダーをしました。
      普段から使っているお店なので、少々のわがままはあっさり聞いてもらえました。
      10分後、東京支店の担当者に段取りを伝えて、東京支店長一行は無事お店に到着。待ち合わせ場所まで迎えに来てくれた店の女性の対応は高評価でした。
      取引先はいたく気に入ったようで、その後、何度も通ってくれました。
      お店からは新しい常連さんができて感謝されましたし、東京支店の方々も接待の効果で契約が増えたと喜んでくれました。そして東京支店長は「中山さんと仕事がしたい」と、後日、私に数千万円のプロジェクトを任せてくださいました。
      飲み屋の達人になると、みんなを幸せにできるのです。
      ちなみに達人を目指すなら他人の情報を鵜呑うのみにしてはダメ。実際にお店に行って、自分の目で見て味わって、何回も通って納得できるお店だけをリスト化していってください。
      ちなみに私は、東京は新宿の繁華街だけでも280店舗くらい紹介できるお店がありますが、そこまでは無理としても、タイプ別に10店舗くらい知っていると、だいぶ使い勝手がいいと思いますよ。

整理整頓をしない人ほど、うまくいく。―超一流だけが知っている「本質」の思考法

中山 マコト

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