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年齢を重ねても劣化しない笑顔のつくり方
自分の真顔を知っていますか?年齢を重ねていくほど、人間は口角が下がるもの。笑っていない時=真顔の時にはほとんどの人が不機嫌そうに見えてしまいます。メイクよりも何よりも、笑顔を磨いて年齢に負けない美しさを目指しましょう。
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目次
- ○口角をキュっと上げると損をしない
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口角をキュっと上げると損をしない
世の中には、同じような才能があったとしても、周りが応援してくれる人と、周りに足を引っ張られる人がいます。仕事の話だけではなく、同じくらいの容姿の女性でも、みんなに「素敵だね」と言われる人と言われない人がいます。八方美人にならなくていいし、万人に好かれる必要はないのですが、でも周りの人には応援されたほうが生きやすいし、無駄に敵を作らないほうが楽に毎日を過ごせるので、そのための方法はいろいろと考えてきました。なかでも、どんな人もやったほうがいいと思うのが、笑顔の練習です。とくに、年齢を重ねていくほど、口角が下がってくるので、笑っていないとき(つまり真顔)は常に不機嫌そうに見える人がほとんどです。電車に乗っていても、すごい美人が眉間にしわを寄せて携帯をいじっている様子を見ていると、もったいないなあと思ってしまいます。レストランで一人で食事をしているときもそう。ぶすっとして見える人は口角が下がっています。本人がそう思っていなくても、まずそうな顔をしてご飯を食べているなあと感じてしまいます。そんなことが気になりだして、じゃあ自分はどうなのかというと、私(松尾たいこ)もやっぱり衝撃的なくらい口角が下がっていました。私は仕事をする机の上に鏡を置いているのですが、ふとした瞬間にその鏡を見ると、びっくりするほど怖い顔をして絵を描いていることに気づきます。何かに集中していると、真顔になるのですが、真顔の状態はすでに口角が下がっているので、怖い顔になっているのです。その自分の顔に「うわっ!」と思って、口角を上げる練習をするようになりました。鏡を見るたびに、キュっと口角を上げるように意識しています。口角を上げると、いろんないいことが起こります。まず、悪口が言えなくなります。不思議なもので、口角を上げたままネガティブなことを言うのって、難しいんですよ。さらに、口角を上げていると、自然と楽しい気分になります。人は楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのだという言葉を聞いたことがありますが、口角を上げていると、なぜか楽しい気持ちになります。そして、常に笑顔の人に見えるので、周りの人からも優しくしてもらえますし、好かれます。そしてこれは、将来的にだと思いますが、おそらく口角を上げることを意識していると、顔が垂れてくるのも遅くなるのではないでしょうか。だいたい、年齢を重ねると、美人にはあまり意味がなくなってくると感じます。瑞々しい美しさが際立つのが18歳くらい。大人の色気が出てくるところを加味しても、せいぜい35歳くらいまでが美を保てるピークだとして、そこから先は美貌に関しては落ちていくしかないわけです。でも、笑顔は美貌と違って劣化しません。笑顔を向けられて嫌な気持ちになる人はほとんどいないわけで、多少の顔のブサイクは、笑顔でカバーできるものです。大人になると、シワの位置にも性格が出ます。口角を上げる意識をしていない人は、口の横にマリオネットのようなシワができるんですよね。険しい顔をしていると眉間に般若のようなシワができることも。どうせシワができるなら、目尻に笑いジワができる女になりたいものです。
不機嫌顔をやめる
35歳からわたしが輝くために捨てるもの
第2章 小さなモヤっとをなくすと楽になるより
手放す・捨てるというキーワードに合わせて、第一線で活躍できる理由をはじめ、軽やかにムリなく生きていくため、歳を重ねていくための方法を教えます。