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自分の時間を作る「3倍仕事術」

公認会計士として忙しく働く傍ら、睡眠時間をはじめ、あらゆる無駄を削り、副業に費やす時間をつくり、ついには副業で給料の10倍を稼ぎ出して独立した。そんな夢のようなことを実現した金川顕教さんの3倍仕事が早く片付けられる仕事術をご紹介します。

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目次

  1. ○「脱・マルチタスク」で、3倍速仕事術を獲得する
     
    • 「脱・マルチタスク」で、3倍速仕事術を獲得する

      副業を始めるなんてとんでもない。
      上司が次から次へと仕事をいいつけてくる。
      それを片付けるのでいっぱいいっぱいだと嘆いている時間があったら、「脱・マルチタスク」プログラムで 〝必殺仕事人〟になってしまおう。
      「脱・マルチタスク」プログラムは全工程たった3ステップ。これだけで、次々押し寄せてくる仕事の山をかたっぱしから片付けられるようになれる、まさに必殺技といえる仕事術だ。
      仕事に忙殺される前に、先手を打って仕事を片付けていく。
      これができれば、自分でも驚くくらい仕事が好きになり、仕事を楽しめるようになる。
    • 〈第1ステップ〉整理

      タスクの順番を、自分が「簡単」と判断したものの順に並べる。
      そして、簡単なものからどんどん片付けていく。
      「むずかしい」と判断したものは後回し。
      こうして、まず、仕事の全体量を減らしてしまうのだ。
      仕事の量が多いと、えっ、こんなにあるのか、と最初にやる気が失われてしまい、そこですでにパワーダウンしてしまう。
    • 〈第2ステップ〉 腕だめし

      次は、自分の力量を客観的に知る。
      どれでもいい、1つの仕事を選び、着手してから終わるまでの時間を計る。
      かかった時間イコール自分の仕事の力量、なのだ。
      引き続きタスクをどんどんこなしていくと、時間を意識するので1つのタスクにかかる時間がみるみる短縮されていく。
      時間が短くなればなるほど、一定時間にこなせる仕事量は増えていき、仕事力が着実にレベルアップしていることがはっきりわかる。
      だから、モチベーションもぐんぐん上がっていく。
    • 〈第3ステップ〉 後回し

      いま、ある仕事をやっているところに、上司から新しい仕事をいいつけられた。
      こういう場合には、上司が「最優先」といわないかぎり、新しい仕事はすべて後回しにする。これが重要なポイントだ。
      たいていの仕事は、何がなんでもいまやらなければならない、というほど急いでいないものだ。
      それに、第1ステップ、第2ステップをやってきていれば、仕事力はかなり高まってきているはずで、仕事はけっこうはかどるようになっていて、追加の仕事も楽勝でこなせるようになっている。
      この「脱・マルチタスク」を身につけると、会社に拘束される時間はかなり減らせる。
      その時間を次に進むためにフル活用していくのだ。

      POINT 脱・マルチタスク。自由に使える時間が驚くほど増える。

20代の生き方で人生は9割決まる!

金川顕教

かんき出版

Chapter3 時間より

一流大学卒業という学歴、安定した一流企業の社員という立場、難関な公認会計士の資格。それらをすべて捨て、非常識といわれる行動をしてきた著者が20代でありえない成功を収めた、その考え方、ノウハウを公開!

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