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床を一気に快適にする方法

くつろげるリビングを作る。そのために必要なものは何でしょう?この記事では日本人ならではのリビングでのくつろぎ方についてご紹介します。

小澤 良介

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目次

  1. ○ラグ一枚で、床を一気に快適にする
     
    • ラグ一枚で、床を一気に快適にする

       

      リビングにはソファを置いている、という人が多いと思います。
      ただ、私は多くの日本と海外の住宅を見てきて、日本人というのが、ソファに座るということに向いていない人種なのかもしれない、と思うことが多々あります。
      どういうことかというと、日本人は靴を脱いで部屋にあがり、床に座ることを好むからです。
      もちろんソファは、座ってくつろいだり、横になって寝たり、リビングの癒やしという要素で大切なアイテムの一つです。
      あなたも人を家に招いたら、まずはソファに座っていただくことが多いのではないでしょうか。逆の立場の場合もしかりです。
      ですが、しばらくしたらなぜか、ソファをおりて床に座っていることが多くありませんか?
      多くの人が「私もそうしている」とピンときたのではないでしょうか。
      これはまさに日本人の特徴なのです。ヨーロッパの人は絶対にしません。
      日本人はなぜか床に近いところが好きなのです。
      これは日本人の民族性が出ているためです。
      日本人は昔から床で暮らしてきた人種であり、床に布団を敷いて寝る民族です。近年は欧米化してきたとはいえ、そこに特徴が出てくるのは当たり前のことなのです。
      つまり、ソファも大切ですが、それよりも大切なのは、
      「床を快適にする」
      ということです。
      そこで私は常々、カーペットを敷くのはもちろんですが、「ラグ」を敷くことをおすすめしています。
      ラグというのは、部分的に使用するミニカーペットのようなもので、だいたい3畳くらいまでの大きさのものを指します。
      ラグが敷いてあれば、床でくつろぐことがより快適になります。
      さらに、ラグは床に置くワンポイントのアートになります。
      私は家具インテリア会社を経営していますので、もちろん家具も大切なのですが、床にも興味を持っていないと人をおもてなしできない、ということを常に意識しています。
      ソファの上はきれいにしているけれども、床までは気がまわらない、という人が多いのではないでしょうか。
      いきなり床に座る人は少ないですが、団らんが進んでいくと、日本人は床に座っていくのです。とくに女性は、スカートをはいていたりすると、下着が見えてしまったりすることもあるので、床に座りたいのです。部屋づくりをしていくうえで、人がいかにして快適に過ごすのかということを分析して、おもてなしを考えましょう。


      床を快適にしよう(筆者自宅)

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