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【医師監修】妊娠中の肌荒れ、肌のトラブル予防と対策

妊娠中のケアとして最も気になるのは妊娠線ですよね。一度できると二度と消えないので、上手にケアしていくことが大切です。また、妊娠中はそのほかにも肌トラブルが付き物です。起こりやすい肌トラブルと対処法をまとめてチェックしてみましょう。

井上裕子(監修)

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目次

  1. ○妊娠中は肌の状態が変わる
  2. ○妊娠線の予防と対策
  3. ○スキンケア
  4. ○先輩ママのアンケート どんな肌トラブルがありましたか?
     
    • 妊娠中は肌の状態が変わる

      妊娠特有の肌トラブルである妊娠線をはじめ、肌荒れやシミ、ソバカス、抜け毛など、妊娠中は肌トラブルが起きやすくなります。でも、予防や対策法もありますから、試してみましょう。
      たとえば妊娠線は、できる前に皮膚が伸びやすくなるマッサージをしましょう。体重が急激に増えすぎないように体重管理も大切です。
      妊娠線と間違えやすい「正中線せいちゅうせん」というものもあります。これは妊娠中におへその上下にまっすぐな茶色い線ができるものです。実は正中線は胎児のときの細胞分裂のなごりで、誰にでもあるものです。通常はほとんどわからないほど薄いものですが、妊娠中のホルモンの影響でメラニン色素が沈着すると、目立つようになります。産後は薄くなりますが、体質によっては薄く残る場合もあります。
    • 妊娠線の予防と対策

      おなかが大きくなると、できやすくなる妊娠線。
      今からマッサージをして予防しましょう。

      妊娠線

      妊娠線は皮下組織の亀裂によってできる
      妊娠線は、筋肉や脂肪が急に増えたことで皮膚がそれについていけず、皮下組織に亀裂ができて割れてしまう状態です。おなかや太もも、乳房にも妊娠線はできます。痛みはありませんが、かゆみをともなうことがあります。かきくずして炎症を起こさないように、産婦人科の医師に相談しましょう。
      産後は妊娠線は薄くなりますが、完全になくなることはありません。
      妊娠線予防のマッサージ
      妊娠線予防マッサージ1

       妊娠線予防のクリームをおなかに塗り、おへそから左右に手のひらを動かします。

      妊娠線予防マッサージ2

       次に下腹部からおへそのほうに手のひらでゆっくりなで上げます。

      妊娠線予防マッサージ3

       おへその周りを時計回りに手のひらでなでます。

    • スキンケア

      シミ・ソバカス、肌荒れ、かゆみが気になったら、今までのスキンケアを見直しましょう。
      肌荒れ、かゆみ
      肌が乾燥しやすくなり、敏感になるため、肌がカサカサになって荒れる人もいます。肌質も妊娠前と変わる人が多く、今まで使っていた化粧品が合わなくなることがあります。しかし、産後は肌質は元に戻ります。
      からだのあちこちがかゆくなるのも、肌が乾燥することで起こります。ひどいと、赤い湿疹ができることもあります。
       予防と対策

       ●保湿ローションやクリームを使って、保湿を心がけましょう。

       ●かゆみがひどいときは、産婦人科でかゆみ止めを処方してもらいましょう。

      肌荒れかゆみ

      抜け毛
      妊娠中はホルモンの影響で「伸びては抜け、そして新しく生える」というヘアサイクルが変化し、抜け毛が少なくなるとされています。しかし、人によっては脱け毛が多くなったと感じる人もいます。
       予防と対策

       ●産後は元に戻るので、心配いりません。

      シミ・ソバカス
      妊娠中はメラニン色素が増え、突然シミやソバカスが顔に出てくることがあります。特に、ほおや目の周りに出る人が多いようです。肌が敏感になっていることもあり、日光に対する過敏性も増加しています。そこで、ふだん以上に紫外線対策が必要になります。
      ホルモンによりできたシミ・ソバカスは、産後はしだいに目立たなくなる場合が多いのですが、紫外線(日焼け)によるシミ・ソバカスは産後も元に戻りにくいので、気をつけましょう。
       予防と対策

       ●外出時にスッピンは禁物。日焼け止めとファンデーションを塗りましょう。

       ●日傘や日よけの帽子も利用しましょう。

       ●日焼け止めは首や腕、足にも忘れずに。

       ●基礎化粧品をホワイトニング効果のある、刺激の少ないものに変える手もあります。

      体毛

      体毛
      妊娠中には、体毛が伸びたり、濃くなったり、増えたりすることがあります。これも胎盤から出るホルモンのしわざです。
       予防と対策

       ●一時的なものなので心配いりません。

    • 先輩ママのアンケート
      どんな肌トラブルがありましたか?

      1位 全身のかゆみ
      2位 肌荒れ
      3位 乾燥肌
      4位 妊娠線
      5位 シミができた、濃くなった
      6位 抜け毛
      肌の乾燥トラブルに悩まされた人が多数
      「全身のかゆみ」「肌荒れ」「乾燥肌」は、根本原因は同じです。つまり、肌が乾燥しやすくなるため起こりますが、多くの人が悩まされたようです。特に冬に妊娠期間を過ごす人は、要注意です。
      Mama’s Voice
       化粧品を敏感肌用にして肌荒れを改善

        肌はじょうぶなほうだったのですが、妊娠してから肌が乾燥して荒れるようになりました。化粧水やクリームを敏感肌用のものに変えたところ症状がだいぶ落ち着きました。

       紫外線対策を徹底的にしました

        シミを絶対に増やしたくなかったので、外出するときは薄曇りの日でも日傘をさし、さらにツバの広い日よけ用の帽子を着用。洗濯物を干すときも、その帽子をかぶりました。

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