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髪のトラブルは糖化が原因?今すぐできる髪の糖化ケア対策
年を重ねるごとに難しくなってゆくのが、しなやかで美しい髪のキープ。
途中でプツンと切れてしまったりゴワゴワしたりと、とにかく手がかかるもの。解消するにはトリートメント以外にも、体内からもケアすることが大切と判明したそう。重要なのは髪の糖化を防ぐこと。そのためにはどうすればいいの? という素朴な疑問に答えます。
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目次
- 髪は〝糖化〟していくと内側からダメになる。
- 紫外線による影響がさらに髪の糖化を進める。
- 髪の糖化ケアにお手軽対策!今すぐ始める5つのこと。
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髪は〝糖化〟していくと内側からダメになる。
「どれだけ髪のダメージケアをしていても、毛先がゴワゴワしてきたり、髪全体のツヤがなくなってきたり、もろく切れやすくなったりすることが改善しない場合は、髪の糖化が影響しているかもしれないと考えてください」と米井先生。「糖化」とは、食事などで体内に入った糖質とタンパク質とが結びつき、タンパク質が劣化してしまうこと。劣化したタンパク質は「AGE(エージーイー)」と呼ばれ、これが身体のあちこちに溜まっていくことで、体内の「糖化」が進んでいきます。髪の内部でもこれと同じことが起こり、糖化していくそうです。「最近は糖化対策のスキンケアが注目されていますよね。これは肌やコラーゲンがタンパク質でできているからです。変化が見えないために気づきにくいのですが、髪の内部の大部分はケラチンというタンパク質でできているので、同じように、糖化によるダメージを受けています」 -
紫外線による影響がさらに髪の糖化を進める。
また最近の研究では、髪の毛先と根元付近では、糖化のレベルが違っていることもわかってきたと米井先生は言います。「髪の糖化は、紫外線の影響を受けてしまいます。つまり長く紫外線に当たっている毛先ほど、糖化が進んでいると推測されるのです。糖化した髪はしなやかな強さを失って固くなっていくので、ゴワゴワ感やもろさが毛先にいくほどより感じられるのです」髪のツヤがなくなる、切れやすくなるなどのダメージの原因が、糖化と関連していることがわかってきました。美しい髪の実現を目指すなら、髪の糖化を防ぐことが何よりも必要だと言えます。 -
髪の糖化ケアにお手軽対策!今すぐ始める5つのこと。
Point1 甘さに慣れた舌をリセット!
現代の食生活には甘いものなど味の濃い食べ物が多く、私たちも無意識のうちにその味に慣れてしまうため、薄味では物足りずより濃い味を求めてしまうようになります。そんなときは、お茶の苦味や酢の酸味で味覚を時々リセットしましょう。お茶に含まれる茶カテキンや酢に含まれるクエン酸が舌のリセットをしてくれますよ。Point2 きちんと紫外線対策を!
紫外線は髪の糖化をさらに進める大きな要因です。つまり糖化予防に紫外線対策は必須と言えます。紫外線対策として肌に日やけ止めを塗るのと同じように、髪もケアをしてあげましょう。髪用の日やけ止めなどもありますが、外出時に日傘をさすことも有効です。Point3 むやみに食べない!
お腹は空いていないけど何となくおやつを食べてしまうというのも、糖化の要因になります。おやつを食べるなら時間を決め、その際には食べるものも選び、量も決めるようにしましょう。ちなみに、お菓子などを買い溜めしておくとついつい手が出てしまうものです。むやみに食べないようにするには、まず、今は必要ないものをストックしないようにすることから始めてください。Point4 ストレスはきちんと発散する!
ストレスを溜めこむと、血糖値を上昇させる働きを持つコルチゾールの分泌が増えていきます。血糖値が上昇し過ぎると体内の糖化が進むため、コルチゾールを増やさないようにすることが大切です。つまりストレスを発散することが、糖化予防にもなるんです。Point5 なるべくぐっすり眠る!
睡眠不足は、AGEを体内に溜めやすくすると言われています。それを防ぐためにも、毎日ぐっすり眠るようにしましょう。理想の睡眠時間は6時間以上ですが、無理な場合は、少しでも長く眠れる状況を作るよう心がけましょう。最新の研究では、眠りホルモンとも言われる「メラトニン」に抗糖化作用があることもわかってきています。生活習慣も、しっかり見直しましょう。関連記事
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