HALLOM(ハロム)

更新

関連タグ:

捨てられない人のための「捨てるコツ」

整理術とは、つまるところ捨てる技術です。棚や引き出しの整理方法や、衣服のたたみ方といった工夫はあるものの、空間が有限である以上は結局のところ、入ってくる物と出ていく物の量のバランスに帰結します。出ていく物の流れを作り出す整理術を見てみましょう。

堀正岳

  • 閲覧数:3,076 views

目次

  1. ○1日1箱の整理術
     
    • 1日1箱の整理術

      整理術とは、つまるところは捨てる技術です。棚や引き出しの整理方法や、衣類のたたみ方といった工夫はあるものの、空間が有限である以上は結局のところ、入ってくる物と出ていく物の量のバランスに帰結します。簡単な数式で書くと、
      「入ってくる物の容積 < 出ていく物の容積」
      であるなら、しだいに余裕が生まれるのです。多くの場合は部屋に物が溜まってから「整理しなければ」と考えますが、ふだんから出てゆく物の流れを作り出しておけば、整理の必要性を減らせます。
      そんな「物の流れ」を生み出すために、小さな箱を用意します。無理は禁物ですので、本当に小さなもので十分です。もし私のようにマニアックにやるなら、1週間に家に持ち帰る荷物の容積を想定し、その7分の1程度の大きさにします。
      あとは、いらない物を1日に1度、この箱の分だけ集めて、捨てるか部屋の外に整理できるようにします。毎日この流れが維持できれば、多少買い物などで荷物が増えたとしても、箱を通して持ち出される物の流れがやがて吸収してくれます。
      この方法の良い点は、やる気や、儀式のような物との別れを意識する必要が少ない点です。
      逆に、書籍などのように捨てられないタイプの物を買うときにも「いま、これを買うことであの箱2つ分の何かを追い出さないと帳尻が合わないが、大丈夫か」という具合に、整理の単位が自分の中でできるのです。

ライフハック大全―――人生と仕事を変える小さな習慣250

堀正岳

KADOKAWA

SECTION07 日常生活・旅行「ちょっとした快適さを」より

人生の質は「知っているワザの数」で決まる一瞬で使える、一生使える「武器」をあなたに――。自分をすり減らすことなく、無理することなく、あなたの生産性は上げられる。本書では、仕事、日常生活において「効率を高め、快適にする工夫=ハック」の数々を1冊で網羅!人生・仕事を変えてくれるのは、こんなに「小さな習慣」だった。

    楽天ブックス

オススメPR

関連記事

この記事に関するタグ