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日本固有の信仰「神道」の基本

初詣やお宮参り、七五三など、人生の節目と関わりの深い神社。神社に鎮座するのは神道の神です。仏教が渡来した宗教である一方、神道は日本で発生したものです。そんな日本固有の信仰である神道の基本をご紹介します。

日本の神社研究会

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目次

  1. ○日本固有の信仰である神道
  2. ○基本の構成
  3. ○神社の信仰と祭神
     
    • 日本固有の信仰である神道

      初詣やお宮参り、七五三など、人生の節目と関わりの深い神社。神社に鎮座するのは神道の神です。仏教が渡来した宗教である一方、神道は日本で発生しました。
      神道の根底にあるのは、いにしえの日本人が自然に対して抱いた崇敬とおそれの気持ちです。人々は自然とともに生きる中で、森羅万象しんらばんしょうに霊が宿ると信じるようになりました。故に、神道には、海や山、雨など自然物や自然現象を司る神や、衣食住にまつわる神、日本創世に貢献した神など、「八百万やおよろず」といわれる無数の神がいるのです。神々については、現存する最も古い歴史書『古事記』『日本書紀』に記されています。また、日本最古を名乗る神社が全国にありますが、この記紀神話の記述が根拠に挙げられています。
      九二七年には、当時の官社の神社一覧である『延喜式神名帳えんぎしきじんみょうちょう』が完成しました。これは、明治時代に定められた格制度の基になっています。
      神社は皇室とも密接に結びついています。それは、天皇が神社の祭祀さいしを司る立場だからです。代表的な所が伊勢神宮。内宮ないくうの祭神は皇祖神である天照大神あまてらすおおみかみで、今上きんじょう天皇は二〇一四年に、伊勢神宮を参拝しています。
      ※GHQにより廃止に
    • 基本の構成

      神社の基本構成

      神社の一般的な建築構成。入り口には鳥居や門、参道の左右に神楽殿や社務所などがあり、参道の正面に拝殿、その後ろに本殿が建つ。さらに進むと奥社や奥宮が鎮座する神社もある
    • 神社の信仰と祭神

      神社の信仰と祭神

      ※祭神は代表的な例

イラストでわかる日本のお寺と神社

日本の神社研究会

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