目次
- ○ドライアイをよくする生活習慣
- ○カラーコンタクトレンズに注意!
- ○ツボ押しと温めで血行促進
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ドライアイをよくする生活習慣
ドライアイになると、目の乾きが気になったり、目が充血したりといった症状が現われます。これらの症状を改善せずにいると症状が進行して、角膜の表面に傷がつくこともあるのです。そして、さらに酷くなると視力が低下する可能性もあります。ドライアイは、コンタクトレンズを装用している人に多い症状です。コンタクトレンズをしていてとくに症状がないという人でも、予防しておくに越したことはありません。角膜に合った大きさのコンタクトを選ぶコンタクトレンズを長時間つけると、コンタクトレンズが異物として認識されなくなるため、涙の量が次第に減り、ドライアイになります。コンタクトレンズをつけるのは、1日12時間以内にしましょう。日本人の角膜の直径の平均は10~11ミリ、コンタクトレンズの直径の平均は14ミリ前後です。コンタクトレンズは、角膜の大きさに対して大きすぎても小さすぎても、目によくありません。サイズが違いすぎるとドライアイの原因になることもあります。自分に合ったサイズかどうか、買うときに確認しましょう。 -
カラーコンタクトレンズに注意!
ファッションのためにカラーコンタクトレンズをつけている人もいると思います。カラーコンタクトレンズは、レンズ素材の間に着色剤が入っています。そのため、通常のコンタクトレンズと比べて性能が下がるだけでなく、厚みが出るのでその分目に負担がかかるのです。ほかにも、酸素透過率(目にどのくらい酸素が行き渡るかを表わした度合い)が通常のコンタクトレンズよりも低いという特徴もあります。酸素が不足すると角膜の細胞に負担がかかります。カラーコンタクトレンズを毎日つけるのは避け、決められた使用期間をかならず守りましょう。 -
ツボ押しと温めで血行促進
ドライアイの対策として、加湿器を使っている人もいるでしょう。しかし、加湿器の水蒸気で補えるのは涙の3層構造のうちの涙液層だけです。3層構造をバランスよく潤わせるためには、涙を乾きにくくする油分を分泌しているマイボーム腺の働きをよくする必要があります。そのためには、ドライアイに効くツボを押すことに加え、蒸しタオルなどで目を温めて目の筋肉の緊張を緩め、血行を回復させることが大切です。
1日3回ツボを押すだけで目はすぐによくなる
74-76,86-91,94-97,106-111,114-117,130-135より
中高年の老眼はもちろん、スマホなどの普及で目にトラブルを抱える人は年々増加中。本書は、現代人が抱える近視・老眼・疲れ目・ドライアイなど目の悩みを解消する「ツボ押し」法をメインに、名医がわかりやすく解説する一冊。