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人間関係の断捨離術|有意義な時間を増やすコツ

あなたは普段人間関係で悩むことはありますか?人に嫌われたくないという思いや、「人づき合いは大切にしなければ・・・」という考えに縛られてしまって、結果的にいろんな人に振り回されて疲弊してしまう人も少なくないのではないでしょうか。しかしそれでは、あなたが消耗するばかりです。そんなあなたの人生をより有意義にする「人間関係の断捨離術」を、あんちゃさんの著書よりご紹介します。

あんちゃ(ニカミアンナ)

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目次

  1. ○今すぐ人間関係の断捨離をしよう。
     
    • 今すぐ人間関係の断捨離をしよう。

      皆さんは普段、人間関係で悩むことはありますか?
      私(あんちゃ)も以前は八方美人になって、いろんな人に振り回されて疲弊する生活をしていました。
      グチばかりの飲み会につきあわされてメンタル消耗……。
      本当は行きたくない誘いを断れず時間もお金も浪費……。
      面白くもないのに、相手の機嫌を取るためにムリして笑う……。
      いわゆる、上辺だけのつきあいってやつですね。
      もうホント、「数だけ」の人間関係は消耗でしかないって実感しました。本音を言い合えないような関係の人が大勢いたところで、自分の人生を豊かにすることはない。それなら、とことん本音を言い合える仲間が2、3人いれば、十分じゃないでしょうか。前項では「相手に興味を持とう」とお話ししましたが、親しくつきあう必要はありません。
      この人と一緒にいても有益な時間を過ごせないな、というタイプもいるのは事実。時間は有限だから全員と等しくつきあえないので、尊敬できる人とだけつきあわないと、時間をムダに消耗します。
      ただ、最近になって尊敬できる、できないは年齢には関係ないんだって気づきました。会社では尊敬できない上司がいましたし、ブロガーになってから知り合った高校生で、「こんなにしっかりしてて、こっちが勉強させられるなあ」と感動した人もいる。「経験の深さ」に年齢は関係ないんだな、って思います。
      私は会社を退職してから、本当につながっていたい人たち(自分が尊敬している人たち)とだけ関わるようになりました。人間関係の断捨離をしたんです。
      そこで気づいたのは、「驚くほど人間関係でストレスがなく、有意義な時間が増えた」ということ。
      自分のやりたいことをやる時間が確保できる。
      尊敬する仲間に学びながら、刺激を受けて生活できる。
      自分の意見を伝えられるので、自分の価値観や方向性がハッキリする。
      ムダに気を使って、メンタルも時間も消耗していたころとは比べ物にならないくらい、自分にとって有意義な時間が増えてストレスがなくなったのです。
      じゃあ、自分にとって価値ある人とつながっていくにはどうすればいいのか?
      私は「自分から環境を選び、自らの立場をはっきりさせること」が大事だと感じてます。
      私はフリーランスになるという環境を選んで、「自分が尊敬できる人としか仕事をしない」という立場を決めたことで、価値のある人とだけつながれるようになりました。
      たまに、報酬は高いんだけれども、担当の人とどうしても価値観が合わないな、という仕事の依頼があります。初対面なのに、「こんな企画があるんだけど、やってみる気ある?」という感じで、いきなりタメ口で上から目線の人とか。
      「まあ、ぶっちゃけ、バズればいいんですよ!」と、私のブログのアクセス数だけを期待して依頼してくる人もいます。
      どんなに条件はよくても、そういう人と一緒にお仕事をしたいなとは思えないので、丁重にお断りしています。実際に仕事をしてみて、価値観が合わないなと思ったときも、次の仕事は断ります。
      といっても、会社で働いていると、自分の価値観でつきあう人は選べません。嫌な上司でも一緒に仕事をしなきゃいけないし、苦手な取引先ともつきあわなければならない。それなら、今の給料はガマン料だって考えてみてください。
      嫌な相手とつきあう時間を過ごすという対価に見合った給料なら、割り切ってつきあうという選択肢もあります。昭和の時代に、連日朝まで上司と飲み歩いたっていう武勇伝が多いのは、それだけの見返りがあったからじゃないかな、って思います。
      しかし、本当はつきあいたくない相手と過ごしたその時間は、一生戻ってこないということだけ覚えておいてほしいです。

アソビくるう人生をきみに。

あんちゃ

KADOKAWA

CHAPTER3 自分を自由にする人間関係のつくり方より

20代から共感の嵐!ブログ開設1年で月間70万アクセスを超えた著者・あんちゃの「敷かれたレールの外れ方」凡人だって、自分の人生は自分の好きなように決めていい。取り柄がなくたって、好きなことを見つけて生きていい。特にやりたいこともなく、ただボンヤリ働いていた“フツー”の会社員だった著者が、好きなことを見つけて遊ぶように働き生きるようになった人生戦略とは?

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