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【筆跡診断士執筆】計算高い人を見抜く方法

角張った字を書く人をみて頑固そうだと感じたり、グニャグニャと曲がった字を書く人を大雑把な人だと感じた経験はありませんか?
筆跡には書いた人物の性格や行動傾向が表れるんだとか。
同じ間隔で線を引ける人とそうでない人は、実際にはどんな違いがあるのか、筆跡診断のプロ芳田マサヒロさんにご紹介いただきます。

芳田マサヒロ(筆跡診断士)

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目次

  1. ○思いつきでものを言って、ひんしゅくを買ったりしていませんか?
  2. ・等間隔型
  3. ・非等間隔型
     
      • 思いつきでものを言って、ひんしゅくを買ったりしていませんか?

    「目」の字、この横線で区切られたスペースが等間隔か否かでその人の「計算高さ」がわかります。
    みなさんの周りを見てください。家の中なら、窓の枠、本棚や飾り棚、タンスの引き出し、畳の目やフローリングの床。外を歩けば、ビルの窓ガラスやレンガの壁、階段……。これらはみんな、等間隔です。私たちの周りは等間隔であふれています。等間隔じゃない階段なんて危なくて登れませんよね(笑)。つまり、等間隔イコール完成度の高さ。文字の等間隔性にも似たような意味合いがあるのです。
    文字の横線の等間隔性をそろえられるということはそれだけで、手先が器用なことを示しています。またそれは、空間分割の能力に長けていないとできない芸当でもあります。「目」の字の等間隔をそろえるためには、「目」の中の2本の横線内部の空間と、その2本の線の上下にある空間の、3つの空間の大きさを同じにする必要があります。つまり、これから書こうとする文字の全体像をイメージしながら、線で空間を均等に分割できる能力があって、はじめて等間隔の文字を描くことができます。そこには計算性や計画性の高さ、ロジカル(論理的)で客観的な思考も要求されます。逆に非等間隔の人は、計画的なことが不得手で思いつき度が強く、そのときの気分で考えたり動いたりする傾向が強くなります。
    文字の等間隔が整っているということは、文字に対する美意識の高さがうかがえます。一方、非等間隔は慎重さに欠け、雑でぶっきらぼうな印象があります。等間隔は理性的で冷静、非等間隔は感情の起伏が大きくて気分にムラがあり、カッカしやすい面も往々にして見られがちです。しかし、「まじめで誠実」な人が一方で「頑固で融通がきかない」面があったりと、人間の性格というものは表裏があります。
    【非等間隔型】のタイプは、見方を変えれば感性に優れた面があり、カンやひらめき、直観力が働く人であるともいえます。実際、芸術的センスの高い人や天才肌のクリエイターなどにその筆跡特徴が見られることはしばしばあります。また、【非等間隔型】の人は、線と線の間に窮屈な空間を作ることをいとわない性格であるため、苦しい状況を克服して大きな仕事を成しうるポテンシャルも秘めています。
    一方で、文字がキレイに整いすぎた等間隔は、ドライでスキがなく、冷たい印象も与えます。メリット・デメリットの両面がある等間隔性ですが、ふつうに日常生活をいとなんでいる人は、等間隔型にしたほうがプラスに働くことが多いでしょう。
    等間隔性をはかる文字は数多くあり、「東」「京」「黒」「神」「田」「町」「様」など、横線が複数ある文字であれば、どんなものでも診断対象になります。

    • ・等間隔型

      計算性・計画性が高い、冷静で客観性に優れる

    • ・非等間隔型

      思いつき度高く気分屋傾向、直感力が強い

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