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若く見られる人の共通点
女優やモデル・タレント、一般の方でも「美魔女」という言葉があるように、いくつになっても若々しい方がいますが、見た目の若々しさと体の中の老化度は、比例するって本当なのでしょうか?根来秀行さん著書「まいにち若返る人の習慣」よりご紹介します。
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目次
- ○見た目の若々しさと体の中の老化度は、比例するって本当?
- ○体の中が若い人は、見た目も若い!
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見た目の若々しさと体の中の老化度は、比例するって本当?
A 肌や髪など、見た目が若々しい人は体の機能も元気で若々しいといえます
「見た目より、中身で勝負!」なんてこともいいますが、老化に関していえば、体の老化は、見た目にしっかり反映されるというのが正解です。人体最大の臓器ともいえる毛細血管は、健康と美容の要であり、老化を計る基準にもなります。これまでたくさんの人の血管を検査してきましたが、100歳を超えた元気で若々しい方たちの血管は、驚くほど元気で若々しいものでした。毛細血管の数が安定して、全身にバランスよく張り巡らされており、動脈も弾力がしっかり! まさに血管が、健康の理由を表しているようでした。一方、実年齢よりも老けて見える人は、血管年齢も高い傾向にあります。実年齢は40代なのに、血管年齢は70代というケースも珍しくなく、そうした人は得てして老けて見えます。毛細血管が老化すると、体中の組織に影響が及びます。特に肌は体の外側にあるため、毛細血管の状況は、肌の見た目に直結します。キレイでハリのある肌は、毛細血管が健やかに張り巡らされ、血液がスムーズに流れている証。肌細胞への栄養、水分、酸素、老廃物の運搬が滞りなく行われ、スムーズに肌の新陳代謝が行われているということです。老化が表れるのは肌だけではありません。たとえば筋肉は加齢によって減少し、それに伴い基礎代謝は低下します。これも生理的老化の1つです。しかし、筋トレなどの運動習慣によって筋肉量の減少を食い止めている人は、加齢による基礎代謝の低下を抑えることができます。運動による血流促進、毛細血管増強との相乗効果もあり、体脂肪が燃えやすく、スリムな体もキープできるのです。また、「美腸」「腸活」という言葉もあるように、美容と健康の要として注目を集め続けているのが、腸です。腸も毛細血管や筋肉などと同様に、加齢によって機能を低下させます。しかし、食事や運動習慣で腸を健康に保っている人は、美腸で美肌。腸の健康は免疫力アップにつながるので、風邪などの病気にもかかりにくく、年を重ねても元気はつらつとしています。骨の若さは見た目にはわかりませんが、女性で閉経後も若々しく、活発に運動する人は、間違いなく骨も丈夫です! 見た目はもちろん、あらゆる場面で、体の中の年齢が表れるのは間違いないでしょう。 -
体の中が若い人は、見た目も若い!
若々しく見える人
・毛細血管が丈夫で多い
・腸が元気で腸内環境がよい
・骨が丈夫(骨密度が高い)
・筋肉が多い
老けて見える人
・毛細血管が弱く、少ない
・腸が弱く、腸内環境が悪い
・骨が弱い(骨密度が低い)
・筋肉が少ない
まいにち若返る人の習慣
本書は「体のもとから若返る! 元気になる! 」がコンセプト。世界で活躍する著者ならではの、アンチエイジング最新研究をもとに、若返るコツを実践しやすい習慣に落とし込んで紹介しています。老化はまいにちリセットするのがコツ! 睡眠、食事、運動、メンタルケアを通して、本来の体の機能を高める方法が満載です。