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老け顔になる原因

ふと気が付いたら自分が思っていた以上に老けてきてる・・・!と、鏡の前で愕然としたことはありませんか?このように、老化が急に訪れたと感じることはありますが、実は気づいていないだけで、じわじわと老化は進んできているのです。そこで根来秀行さん著書の「まいにち若返る人の習慣」より老け顔になる原因をご紹介します。

根来秀行(ハーバード・パリ大学 医学部客員教授)

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目次

  1. ○急に老け顔になるのはなぜ?
  2. ○老け顔の原因は、毛細血管の劣化!
     
    • 急に老け顔になるのはなぜ?

      A 毛細血管が劣化すると、急にシワ、たるみなど老けの症状が表れる

      浦島太郎の玉手箱のように、はたまたマンガの『あしたのジョー』のように、ある日突然髪が真っ白に……などということは、老化現象においてはありませんが、老化が急に訪れたと感じることはあり得ます。しかし、それはあくまで「そう感じる」だけのことで、実際の老化は、静かにじわじわと進んでいるのです。
      たとえば、顔が急に老けたと感じるのは、肌細胞の代謝低下が原因だと考えられます。通常、肌の奥にある基底層という部分では、日々新しい細胞が作られ、成長しながら皮膚の表面に表れ、角質層にまで移動した細胞は、あかとなってはがれ落ちます。こうして細胞が新しく生まれ変わることを「ターンオーバー」といいます。   
      通常、肌は約1カ月のサイクルでターンオーバーを繰り返し、みずみずしい肌が保たれます。若いうちは、肌に栄養を送る毛細血管も十分に張り巡らされ、ターンオーバーが順調に行われているため、多少の不摂生があったとしても肌が少し荒れる程度ですぐに回復できます。
      ところが、不摂生によるダメージが積み重なると、毛細血管が衰え、血流が悪化して酸素や栄養が真皮や基底層、表皮の細胞に届けられず、ターンオーバーが追いつかなくなり、古い角質が肌表面に貼り付き、肌がこわばってしまいます。肌を支える真皮組織のコラーゲンや、さらにそれを支える筋肉にも十分な栄養が行き渡らなくなり、シミ、シワ、たるみ、くすみなどが立て続けに発生。これが老け顔の原因です。
      皮膚の一部である頭皮も同様です。ダメージが積み重なり、毛細血管が劣化して血流の悪化が続くと、髪を生み出す細胞に必要な栄養素が行き渡らず、抜け毛、フケ、白髪、薄毛、髪のパサつきなど、髪の老化が進行。老け顔と連動して起こることが多いため、急に老けた印象になるのです。
      こうした老けの原因となるダメージも、実は生活習慣の中に潜んでいます。睡眠不足、栄養の偏りや不足、喫煙、運動不足、ストレスや過度の飲酒、紫外線の浴びすぎなど……。〝老けタンク〞があふれ出す前に、ダメージのもととなる生活習慣の見直しが先決! 今日の生活が未来の自分を作っていると思えば、自然と改善の意識も高まるでしょう。
    • 老け顔の原因は、毛細血管の劣化!

      老け顔の原因は毛細血管の劣化

      肌の若々しさは毛細血管が支えている!

まいにち若返る人の習慣

根来秀行

日本文芸社

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