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朝食におすすめ!代謝を上げる食事4選
自分の体は自分が食べたものでできています。40歳を過ぎてお腹や背中に脂肪がついてきた……、やせたくて食事を抜いているのに全然やせなーい!なぜ、こんなことが起こるのでしょう?それは、体の仕組みと食事内容がマッチしていないからです。抗加齢医学を専門とする医師・根来秀行さんが提唱する、体の仕組みに合わせた食事法を「まいにち若返る人の習慣」よりご紹介します。
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目次
- ○若々しく軽やかな体は"賢い食事"で作る!
- ○朝一番に行いたいのは水分補給。睡眠中に出た老廃物をごっそり捨てる
- ○朝食で、酵素が生きた食材を摂れば、代謝がスムーズに活性化。太りにくい体になる!
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若々しく軽やかな体は“賢い食事”で作る!
自分の体は自分が食べたものでできています。40歳を過ぎてお腹や背中に脂肪がついてきた……、流行の○○だけダイエットに飛びついて、やせると太るを繰り返している……、焼き肉を食べて元気を出そうと思ったのに、逆に疲れた……、やせたくて食事を抜いているのに全然やせなーい! なぜ、こんなことが起こるのでしょう? それは、体の仕組みと食事内容がマッチしていないからです。体の中には無数の化学工場があり、主に体内時計のリズムに従って稼働しています。たとえば、細胞内にあるミトコンドリアというエネルギー工場では、朝になると、活動のためのエネルギーを作り出さなければなりません。燃料に使われるのは炭水化物、脂質、タンパク質の3大栄養素ですが、それだけではエネルギーを作り出すことはできません。着火剤となるビタミン、ミネラル、酵素などが欠かせないのです。これはほんの一例。体の中では、私たちの想像をはるかに超える化学反応が、めくるめく計画的に繰り広げられています。その仕組みに合わせた食事こそが、若々しく、軽やかな体を作るための鉄則です。私たちがやるべきは、体内時計のリズムを乱さないようにサポートすること、そして化学工場がスムーズに稼働できるように、必要な栄養を過不足なく摂ることです。ここで紹介するのは、体の仕組みにマッチした〝賢い食事〞です。無理なくずっと実践できるものばかりなので、毎日の食事にぜひ取り入れてください。 -
朝一番に行いたいのは水分補給。睡眠中に出た老廃物をごっそり捨てる
私たちの体からは、目には見えないレベルで水分が失われています。特に睡眠中は長時間にわたって断水しているので、目覚めの体は水分不足。さらに血液を固まりやすくするPAI-1などの物質の働きが強くなっているので、血栓、心筋梗塞、脳梗塞が起こりやすい状態になっています。活動に備えて血圧や脈も高まるタイミングなので、朝起きたら、何よりも先にコップ1杯の水を飲み、血液と体中の細胞に水分を行き渡らせることが大切です。朝のゴミ出しも体にとって大切なルーティン。朝は、睡眠中のメンテナンスによって出た老廃物や毒素が、尿や便となってゴミ置き場に溜まった状態です。朝起きて水を飲むことで、ゴミ捨てのスイッチが押されると、胃腸が動き始め、排泄、排便が促されます。体の機能を整える!朝の水分補給十分な体液を満たす
体液は消化や代謝に不可欠。睡眠中に体液の水分は減少するので、朝の代謝アップのためにも速やかな補給を。
血液を巡らせる
栄養素や老廃物は、血液中の水分に溶け込んで運搬、排泄されます。排泄の時間である朝の水分不足は禁物。
体温を保持する
体の水分には体温維持の働きがあります。また、朝食で生まれた熱エネルギーは血液にのって体中を巡ります。
目覚めのドリンクmemoおすすめ!
・白湯
・常温の水
注意!
・コーヒー
・紅茶
・緑茶
目覚めに飲むのは常温の水か白湯が理想的。朝はコーヒーを飲む人が多いですが、空きっ腹にカフェインを取り込むと、胃に負担がかかって「ストレスホルモン」のコルチゾールの分泌が乱れ、疲れやすくなったり、体内時計が乱れる可能性も…。朝のコーヒータイムは、朝食後に! -
朝食で、酵素が生きた食材を摂れば、代謝がスムーズに活性化。太りにくい体になる!
朝食によって、体は休息モードから活動モードにスイッチし、エネルギーを作る工場が動き始めます。しかし、起床後の体は代謝機能が低下した状態。血糖値は低く、「肥満ホルモン」のインスリンが出やすい状況です。そこへいきなり菓子パンや甘~いパンケーキなどを食べてしまっては、血糖値が跳ね上がり、代謝が追いつかず、肥満街道まっしぐら。そんな朝におすすめしたいのが、フレッシュな食材です。生の果物や野菜などの加工度が低い食材は、生きた酵素と栄養がたっぷり! 特に果物に含まれる「果糖」という糖質は、インスリンを必要とせず素早くエネルギー化されるので、朝の肥満対策に最適です。納豆や味噌といった発酵食品も消化吸収がよく、代謝アップをサポートしてくれます。おすすめモーニングメニューリンゴ&ベリーのグリーンスムージーリンゴの種は酵素の働きを妨げるので除いて使いましょう。ベリーは冷凍ブルーベリーなど、野菜は小松菜やケールがおすすめ。
アサイーヨーグルトボウルアサイーピューレには抗酸化成分がたっぷり。無糖ヨーグルト、バナナなどの果物をプラスして、はちみつをかければ完成!
具だくさんみそ汁&おにぎり具は卵や豆腐、野菜や海藻など何でもOK。血糖値を急上昇させないように、味噌汁、おにぎりの順でいただきましょう。
納豆と海苔の卵かけごはん納豆には食物繊維、タンパク質、血液をサラサラにする酵素が含まれます。焼き海苔にはビタミンも多いので、1 品で栄養バランス◎。
まいにち若返る人の習慣
本書は「体のもとから若返る! 元気になる! 」がコンセプト。世界で活躍する著者ならではの、アンチエイジング最新研究をもとに、若返るコツを実践しやすい習慣に落とし込んで紹介しています。老化はまいにちリセットするのがコツ! 睡眠、食事、運動、メンタルケアを通して、本来の体の機能を高める方法が満載です。