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あなたのコミュ障度は?コミュ障の深刻度診断

自分のコミュニケーションスキルが低いと感じている、いわゆる「コミュ障」の人が近年増えています。ひとことでコミュ障と言ってもその深刻度には差があるようです。コミュ障であっても、人とまったく接しなくてよいわけではありません。コミュ障度別に自分で出来る対策を『コミュ障のための聴き方・話し方』(印南敦史・著)を参考にチェックしていきましょう。

印南敦史

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目次

  1. ○まずは自分の「タイプ」を知ろう
  2. ○実のところアナタのタイプが何であろうとあまり関係ない
     
    • まずは自分の「タイプ」を知ろう

      さまざまなシチュエーションに応じたコミュ障のためのコミュニケーション法について考えていきたいと思います。
      そもそもコミュ障は、「これがコミュ障だ」とひとつのスタイルだけに限定できるものではないはず。そこで、「まずは自分がどんなタイプのコミュ障なのかを確認しておきましょう」ということです。
      もちろんちょっとした目安にすぎませんが、「コミュ障であることを自覚したライフスタイル」を貫くためには、タイプ別のヒントを利用するのが効果的です。
      ちょいコミュ障〈深刻度★〉

       ・日常会話はほぼ問題なし。ただし本人は自信があまりなく、自己否定意識も少々。そのため、たまに「俺、コミュ障かも」と悩んだりする

       ・会議やプレゼンはもちろん苦手。でも、仕方がないと割り切っている

       ・コンビニの店員など、知らない人と話すときには緊張してしまい、うまく笑顔を出せなかったりする

       ・スタバのようなカフェは苦手だが、行く必要のあるときはMac Bookを持参して作業に集中

      〈意識したいこと〉

       □考えすぎない

       □今回の失敗は次のために活かそうと前向きに考える

       □相手はそれほど気にしていないということを記憶にとどめておく

      中堅コミュ障〈深刻度★★〉

       ・日常会話では、しばしば緊張のあまり早口になってしまう。ただし、本人は深刻に考えているが、周囲はそれほど気にしていない

       ・会議やプレゼンは大の苦手。なんとかうまく話そうと努力しているつもりだが、なかなかうまくいかない

       ・コンビニの店員など、知らない人と話すときには暴走しがち。やはり早口になったり、本心とは裏腹に無愛想になってしまったりして後悔する

       ・スタバのようなカフェはもちろん苦手。ああいう場所でMac Bookを開いてみたいと思うこともあるが、自分のは会社から支給された旧型のWindowsパソコンなのでなんとなく断念

      〈意識したいこと〉

       □ひと呼吸置き、落ち着いて話すようにする

       □今回の失敗は次のために活かそうと前向きに考える

       □知らない相手は自分の敵ではないことを常に意識する

      かなりコミュ障〈深刻度★★★〉

       ・緊張しすぎて突拍子もない発言をしたりするため、日常会話で浮くことが多い

       ・会議やプレゼンが近づくと体調がおかしくなる。当然、うまくこなせるはずもなく、周囲ももはや期待していない

       ・コンビニの店員など、知らない人と話すことに大きな恐怖心がある。そのため、なるべく相手から視線をそらし、話さないようにする。話さなければならないときは早口になったり噛んだりして、まず間違いなく失敗する

       ・意識高い系の人たちが大の苦手なので、スタバのようなカフェに行くことはない。打ち合わせなどで誘われたときは、なんとかいいくるめてドトールにしてもらう

      〈意識したいこと〉

       □自分の失敗など誰も気にしない、それどころか自分に対してそれほど興味もないということを(前向きな意味で)気にとめておく

       □昨日できなかったことを今日できるようになろうと考えるなど、「小さな努力」をする習慣をつける。ただし、達成できなくても、すぐに忘れるようにする

       □「コミュ障でも命を取られるようなことはない」ということを呪文のように頭のなかでリフレインさせる

    • 実のところアナタのタイプが何であろうとあまり関係ない

      さて、みなさんはどのタイプだったでしょうか? 100%合っているかどうかは別としても、どれかに当てはまったのではないかと思います。
      でも、よく見てみると気づくことがあるはず。この3タイプの違いは「症状が軽いか重いか」だけ。問題点(本人にとっての悩み)には、さほど違いがないのです。
      「いや、違う! 俺はひどいコミュ障なんだ。そういう俺の気持ちをお前はわかってない!」と思われたとしたら、ひとつのキーポイントが浮かび上がります。
      それは、自分自身にも多少の問題があるということ。
      「自分は違うんだ」と特別扱いすれば気は楽になるでしょう。けれど、それは逃げでしかないのです。
      何度も書いてきましたが、大切なのは「ダメな自分を受け入れる」こと。そう思うことができれば「突破口」を見出すことができるわけです。
      やがては会議やプレゼン、電話での会話など、さまざまなコミュニケーションに対する抵抗も薄れていくはずなのです。
      ところで、「コミュニケーション」といっても、スタイルや内容は多種多様。それどころか、思ってもいなかったようなことが次々と起こったりもするので厄介です。
      だから余計に「面倒だな〜」という気持ちになってしまうわけですが、とはいえ仕事である以上、「逃げ道がない」状況はどうしても訪れます。
      むしろ、〝思ってもいなかったようなこと〞は起こって当たり前なのです。
      ただ、「ヤバい」ことになったからといって、故郷のおばあちゃんのお葬式に何度も出席するわけにはいきません。年がら年中、インフルエンザやノロウィルスにかかることもできないでしょう。
      社会人である以上、好むと好まざるとにかかわらず、コミュ障であろうがなかろうが、コミュニケーションを避けることはできないのです。
      つまりは、受けて立つしかないのです。逃れられないのであれば、それは仕方のないことです。
      だとすれば重要なのは、「そのとき、どう立ち回るべきか」ではないでしょうか。
      そこで重要な意味を持ってくるのが「準備」です。
      「こういうときにはこう動こう」というように、訪れるであろう状況をあらかじめ想定し、予防線を張っておくわけです。
      もちろん、予防線を張ったからといって完璧な状態になるわけではありませんし、そこでまた想定外の事態が起こることも考えられます。
      しかしそれでも、準備をしておけば、ある程度は失敗を防ぐことができるのです。
      そこで、ここからはシチュエーションごとの対処法を考えてみたいと思います。
      重要なのは、まず原点に立ち戻ること。スタートラインに立ち戻ってみれば、必要なことが見えてくるからです。

人と会っても疲れない コミュ障のための聴き方・話し方

印南敦史

日本実業出版社

若い頃から「コミュ障」を自覚していた著者が、ライターやラジオ番組のパーソナリティーとして、初対面の人の取材を数多くこなせるまでになった「頑張らずにうまくいくノウハウ」を初公開。読めば「これなら自分にもできるかも」と実感するはず!

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