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コミュ障が企画提案に成功するコツ

人前で話すのが苦手だったり、内心とても緊張してしまうという人が多いと思います。緊張するとどうしても声が小さくなってしまったり、用意していた説明がうまく出来なかったりしてしまいますよね。発表の機会が目前に迫ると、不安で心がいっぱいになりがちですが、一歩立ち止まって自分でもできる伝え方はないか、考えてみませんか?『コミュ障のための聴き方・話し方』の著者、印南敦史さんにヒントを聴きました。

印南敦史

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目次

  1. ○「声以外」の要素を重視して乗り切る
     
    • 「声以外」の要素を重視して乗り切る

      居並ぶ社員たちや取引先の方々の注目を集めながら、企画会議やプレゼンで自分の企画や意見を発表する……。
      考えてみただけで頭が痛くなってきます。
      そんなときには誰だって、多少なりとも緊張するもの。
      「俺、人前で話すの得意なんで!」と豪語する人もいるかもしれませんが、そういう人だって、実は心のなかでそれなりにビビッてはいるはず。むしろ「ビビッて当たり前」であり、緊張しないほうが不自然なのです。
      普通の人でもそうなのですから、コミュ障の人の場合は、さらにそのプレッシャーは大きなものになって当然です。
      1対1でも緊張するのですから、仮に会議に20人が参加していたとしたら、緊張の度合いも20倍になってしまうわけです。
      なのに平気な顔をしていられるとしたら、そのほうがよっぽどどうかしています。そもそも、そこで平然としていられるのであれば、その人はコミュ障ではないということになるでしょうし。
      ということで、企画会議を乗り越えるために、そこで「求められるべきもの」をまとめてみましょう。
      ●企画会議に求められるべきもの

       1:多くの人に理解できるように、企画をわかりやすく説明する

       2:多くの賛同を得られるように、企画のメリットや魅力を訴える

       3:最終的には、その企画を通す

      企画会議に求められるのはこの3点。端的にいえば共感を得ることが必要になってくるわけです。だとすれば、企画を提案する人には次のことが求められるでしょう。
      ●企画提案者に求められるべきもの

       1:多くの人に伝わりやすい発声

       2:どんな性格の人にも理解しやすい解説

       3:どんな価値観の持ち主にも共感してもらいやすい伝達法

      見事にコミュ障の人が苦手なことばかりです。
      でも、そこに注目すべきポイントがあります。どのみち大きく聞きやすい声なんか出せないし、コミュ障なんだから「理解しやすい解説」なんかできるわけがない。
      ましてや、さまざまな人に共感してもらえるような伝達法を駆使するなんて、イリュージョン並みに無理な話。それは事実なのです。
      そこで、まずはそんな自分を受け入れることが大切。そしてそのうえで、「では、自分にはどんなことができるだろう」と考えてみればいいのです。

       多くの人に伝わりやすい発声(引っ込み思案なんだから無理な話)

          ↓

       大きな声が出せないなら、「声」について自分にできることはなんだろう?

          ↓

       声が無理なら、「見せること」を重視しようという発想

          ↓

       大きく見やすいプレゼンボードやパワーポイントを用意し、視覚的にアピール。そこに必要最低限のシンプルな解説を加える

          ↓

       つまり、「声以外」の要素、すなわち「視覚要素」を重視することを考える


      できないことがあるのなら、「それよりはできること」を選択すればいいという発想です。
      もちろん自信が持てるに越したことはありませんが、それほど自信が持てなかったとしても問題はないと思います。
      要は「できないことよりも多少はできること」があれば、それは「できないこと」を気にせずに物事を進めるためのエンジンになりうるわけです。

人と会っても疲れない コミュ障のための聴き方・話し方

印南敦史

日本実業出版社

若い頃から「コミュ障」を自覚していた著者が、ライターやラジオ番組のパーソナリティーとして、初対面の人の取材を数多くこなせるまでになった「頑張らずにうまくいくノウハウ」を初公開。読めば「これなら自分にもできるかも」と実感するはず!

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