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- ◯「ゴールデンゾーン」に置くもので部屋の印象は9割決まる
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「ゴールデンゾーン」に置くもので部屋の印象は9割決まる
人が取り出しやすく戻しやすい収納の高さは、一般的に骨盤~肩の高さの間だといわれています。これをマーケティング用語で「ゴールデンゾーン」と呼びます。一般的な住宅において、玄関横の棚、キッチンカウンター、ダイニングテーブルなどがこの高さにあたります。帰宅後に郵便物や携帯電話を置く場所ですね。トヨタではこのゾーンによく使う部品を置くのですが、こと「家」においては要注意です。実は、ゴールデンゾーンは人が一番視線を向けやすい場所。ここに何を置いているかで、部屋全体の印象が決まります。何も置いていなければ、「すごくシンプルな部屋だな」という印象になり、北欧雑貨やお花などを飾っていると「ステキなインテリアだな」と感じるのです。逆に郵便物や書類、薬や文具など日用品を置いていると「生活感」が印象に残ります。ですから、もし急な来客があるとわかったら、掃除機よりも先に、ゴールデンゾーンに置いた生活感のあるモノをしまうようにしましょう。生活感のあるモノを置きがちなゴールデンゾーンには、
観葉植物を置くとおしゃれにスッキリ見せることができます。
トヨタ式おうち片づけ
PART 6 「カイゼン」でリバウンドゼロをキープするより
厚生労働省によると、働く女性は2013年時点で2804万人。そのうち96%が仕事と家事の両立で悩んでいます。そこで、トヨタグループの世界1No.1カーナビ企業「アイシンAW」で大活躍した著者が「やりすぎミニマリスト」時代の失敗経験を研究して身につけた、モノがリバウンドせずに家事を二時間時短でき、心まで豊かになれる「トヨタ式お片づけメソッド」を初公開します。