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javaの配列の使い方とは
変数は「値を入れる箱のようなもの」です。この箱に番号を付け、複数の箱をまとめて管理するものが配列です。プログラミング初心者には、配列は少し難しいかもしれません。図解しながらわかりやすく解説しますので、まずは大まかなイメージをつかむようにしましょう。
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目次
- ○配列を知ろう
- ○配列はどんなふうに使う?
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配列を知ろう
配列をイメージで表すと図6-1-1のようになります。この図ではaという配列名の箱がn 個あります。最後の箱の番号をn-1としているのには理由があります。詳しくは次ページの配列の宣言で説明します。配列の箱を要素と言い、箱の数を要素数と言います。[ ]内の番号は添え字(インデックス)と呼ばれ、0から始まります。配列の箱は変数の箱と同じようにデータ(数値や文字列)を出し入れして使います。 -
配列はどんなふうに使う?
ゲームソフトのモンスターを想像してください。モンスターには体力が設定されていて、何度か攻撃すれば倒せるとします。体力の値は変数で管理します。5体のモンスターがいるとき、それぞれの体力を、例えばint life1 = 100;
int life2 = 100;
int life3 = 100;
int life4 = 200;
int life5 = 300;と個別に変数を宣言し、値を管理するのが良いのでしょうか?life1からlife5という変数名に通し番号を付けてはいますが、このように宣言した変数をコンピュータはまったく別々のものとして扱います。そのためこのような変数では、モンスターそれぞれについて体力計算などのプログラムを書かなくてはならず、プログラムが膨大になってしまいます。モンスターの体力というような値は、life[1]、life[2]、life[3]、life[4]、life[5]という配列で管理するのが効率的です。lifeの添え字([]内の数字)は説明の都合上、1から始めましたが、実際にはlife[0]というように0から始まります。life*という変数はforなどの繰り返しで扱えませんが、life[*]という配列は繰り返しで使うことができます。配列は繰り返しとともに用いることが多いので、それについては本書で説明します。
変数は「値を入れる箱のようなもの」です。この箱に番号を付け、複数の箱をまとめて管理するものが配列です。プログラミング初心者には、配列は少し難しいかもしれません。図解しながらわかりやすく解説しますので、まずは大まかなイメージをつかむようにしましょう。
いちばんやさしい Java 入門教室
Lesson6-1 配列とはより
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