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フリーランスとは?フリーランスに向いている人と向いていない人

最近よく耳にする「フリーランス」ですが、捉える人によって印象が異なるようです。そこでフリーランスとは?についてと、フリーランスに向いている人と向いていない人についてご紹介します。

高田ゲンキ

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目次

  1. ○1.一般的な「フリーランス」の定義
  2. ○2.私の考える「フリーランス」の定義
  3. ○3.フリーランスに向いている人の特徴
  4. ○4.こんな人はフリーランスに向いていないかも
     
    • 1.一般的な「フリーランス」の定義

      「フリーランスとして活動しています」と言うと、「え? フリーター?」なんて聞き返されたりします。もちろん、フリーランスはフリーター(アルバイトで生計を立てる人)ではありません。フリーランスをひとことで日本語に置き換えると、「個人事業主」という扱いになります。
      個人事業主にも「自営業」や「自由業」がありますが、この2つには実は明確な違いはありません。ただ世間一般では、独立して自分でビジネスをする形態を「自営業」と呼び、その中でもとりわけ時間や場所に縛られない仕事(クリエイター、文筆業、パソコンを使った技術職など)を「自由業」と呼ぶ傾向があるようです。
      近年、「自由業」という解釈でフリーランスを志望する人が多い傾向にあるので、本書での「フリーランス」の定義は後者の「自由業寄りの自営業」としてお話しをしていきます。
    • 2.私の考える「フリーランス」の定義

      では、高田ゲンキが考える「フリーランスの定義」についても、お話ししたいと思います。
      自分ひとりで完結して、他者に「◯◯」を与えられる人
      さて、「◯◯」にはどんな言葉が入るでしょうか?

      フリーランスの仕事に必要なのは……

      もったいぶってすみません。でも、ちょっと考えてみてほしかったんです。
      これは色々な場所で投げかけてきた質問なのですが、多くの人が「価値」と答えます。「自分ひとりで完結して他者に価値を与えられる人」。これも確かに間違いではありません。

      「フリーランス」とは?

      でも、私の答えは少し違います。私が考える正解はこれです。
      自分ひとりで完結して、他者に「感動」を与えられる人
      心に響いて涙を流すような感動はもちろん、「すごく面白い!」「すごく元気が出る!」「仕事がものすごく早い!」「商品のクオリティが高い!」とか、何にせよ人の感情を揺さぶるものが「感動」です。
      とにかくそういった圧倒的なインパクトを自分ひとりで生み出すことができる人は、フリーランスに向いているといえます。
      余談ですが、では会社員は感動を生み出していないのかというと、決してそうではありません。会社員はチームで感動を生み出しているのです。もちろんフリーランスでもチームで活動するケースもあるので絶対ではありませんが、ひとつの基準として、自分は「ひとりで」「皆で」どちらに向いているか判断するときに参考にしてください。

      人は感動すると… お金を払いたくなる

    • 3.フリーランスに向いている人の特徴

      ここでは「一般論的に、こんな性格の人がフリーランスに向いている・向いていない(といわれている)」例を挙げてみます。

      ❶楽観的な人

      傾向として、楽観的な人は悲観的な人よりもフリーランスに向いています。特に独立前後から駆け出しの時期は、どんな人でも上手くいかないことのほうが多く、また周囲から厳しい意見を浴びたりもします。
      そういうときにいちいちクヨクヨせず、「まあ、何とかなるさ」と思える性格を持っているとしたら、それだけでもフリーランスとして生き残れる可能性は高いといえます。

      ❷主体的な人

      フリーランスの仕事は待っていても来ません。そしてせっかく来た仕事も、自分から動かないと進まないし終わりません。フリーランスは自分で仕事を見つけ、自分で仕事を回す必要があるのです。成功してビジネスが大きくなれば人を雇って分業化することも可能ですが、少なくとも駆け出しの数年間は企画・営業・制作・経理など、会社ならば複数の人間が分業するタスクをひとりでこなす必要があります。
      ですから、率先して仕事を探し(あるいは作り)、どんどんとこなしていける主体性を持っている人は、フリーランス適性が高いといえます。

      ❸上昇志向の強い人

      これは「社会的な評価や経済的な成功へのモチベーションを、高いレベルで維持できる人」と言い換えることもできます。フリーランスは常に市場での競争にさらされている状態なので、少し状況が安定したからといって安心して気を抜くと短期間で仕事が激減したり、信頼を失ったりしてしまいます。
      特に、フリーランスは技術力やセンスを前提としている職業が多いです。常に切磋琢磨して上のステージを目指すくらいの気概を持ち続けないと、時代の変化についていけず廃業を余儀なくされることすら珍しくありません。
      そういった意味では、成功や新しい物・情報への執着が強すぎるくらいのほうが、フリーランスに向いているといえるでしょう。

      上昇志向は強すぎるくらいのほうがいい!

    • 4.こんな人はフリーランスに向いていないかも

      ❶悲観的な人・不安症な人

      自由な働き方には、その代償として常に不安定さや孤独がつきまといます。そのような状況の中で、いちいち悲観的になったり不安を抱えていては身が持ちません。楽観的すぎて問題を看過してしまうのもよくありませんが、楽観的に構えて小さなできごとに一喜一憂しない性格の持ち主のほうが、フリーランスに向いています。

      ❷安定を求める人

      フリーランスは、会社員のような働き方と比べると収入や労働時間が不安定です。安定志向が強い人は、こうした不安定さがあるだけでもストレスを感じてしまい、本来のパフォーマンスが出せなくなる傾向があります。
      様々な不安定さの中に身を置いても、その状況をバネにしてパフォーマンスを発揮できるタイプの人のほうが、フリーランスには向いています。

      ❸プレッシャーに弱い人

      フリーランスのビジネスは、一つひとつの場面が勝負の連続です。会社員なら入社したばかりの頃は小さなミスで職を失うこともないし、上司が責任を取ってくれることもあるでしょう。しかしフリーランスは自分ひとりで全責任を負い、一度のミスや問題で全信頼を失う可能性もあります。そして、そこには駆け出しもベテランも関係ありません。
      そういうプレッシャーに押しつぶされてしまう人は、フリーランスに向かないかもしれません。

      ただし、これはあくまで一般論

      冒頭でもお話ししたとおり、これはあくまで一般論です。ここで挙げた向いていない人の特長にあてはまる人すべてが、必ずしもフリーランス適性が低いとは限りません。楽観的な性格も度を越せば失敗につながりますし、バランスを欠いた主体性は時として協調性の欠落にもなり得るからです。
      本項は自身の性格を客観的に把握し、それを意識的に補うための指標として参考にしてください。

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