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ダイエット中のバイキングはNG?食べ過ぎないバイキングのメカニズムとは

バイキングは普通の食事よりも食べ過ぎてしますと思っていませんか?実は、「バイキングは食べすぎる」を覆す実験結果が出ているのです!坂井信之さんの「香りや見た目で脳を勘違いさせる 毎日が楽しくなる応用心理学」より脳を錯覚させるダイエットのコツをご紹介します!

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目次

  1. ○においや見た目で満足できる!「バイキングは食べすぎる」は思い込み
     
    • においや見た目で満足できる!「バイキングは食べすぎる」は思い込み

      ●種類がふえれば見ているだけで満腹感が増す
      おいしそうな料理が並ぶバイキングは魅力的だけど、食べすぎてしまうのが心配……そんなジレンマを感じることはありませんか。
      人がバイキングでどんな食べ方をしているのか調べた実験を紹介しましょう。
      若者のグループに、2つのパターンでホテルで食事をしてもらいました。
      1回目は、ほかのお客さんがいない状態で料理を3種類だけ並べ、バイキング形式で食べてもらいました。彼らが満腹を感じて箸がとまったのは、最初に料理をとりはじめてから1時間後でした。お皿にとった料理の量の平均は1211グラムで、摂取したカロリーの平均は1735キロカロリーでした。
      2回目は同じグループに、別の日の営業時間に制限時間90分で50種類の料理をバイキング形式で食べてもらいました。彼らが満腹を感じたのは90分後でした。お皿にとった料理の量の平均は990グラムで、摂取カロリーの平均は1587キロカロリーでした。
      2回目の実験では、女性たちの好きなデザートも並べられていたのに、なんと被験者全員、食べる量が減ったのです。
      意外な結果ではないでしょうか。一般的には、料理の種類が多いほどたくさん食べるというイメージがあります。
      実験に参加した若者たちもそう考えていたようで、料理が3種類のときは、「途中で飽きてしまった」「もうちょっと種類があれば」「デザートがあればよかった」など、種類が多ければもっと食べられたという意味のコメントが続出しました。
      ところが、種類をふやしたら、逆に食べる量が減ったのです。そうさせた正体は、感性満腹感です。つまり、料理のにおいや見た目などによって、実際に食べていなくても満足したわけです。料理をつくっているうちにお腹がいっぱいになる原理も同じです。
      また、料理の種類が多いと、選ぶために席を外している時間が長くなり、そのあいだに血糖値が上がったり副交感神経が働きだしたりするので、ますます満腹感が増していきます。
      先の実験でも、実際に食べはじめるまでの平均時間は、料理が3種類のときは4分9秒後、料理が50種類のときは男性が13分54秒後、女性が16分28秒後でした。
      さらに、食べ物の写真を見るだけでお腹がいっぱいになるという研究もあります。ふつうに生活している人なら、食べ物を見ている時間が長ければ、そのぶんだけお腹がいっぱいになるということです(ただし、ダイエット中の人が食べ物の写真を見ると、逆に食欲がわいてきて、「今日は食べてもいいや」となりがちなので要注意です)。
      要するに、「バイキングでは食べすぎる」というのは、思い込みにすぎないのです。
      ちなみに、この実験の続きで、何を食べたら元がとれるかを調べています。それによると、高そうなカニやローストビーフだけを1時間半食べても、元をとりにくいことがわかりました。割安感を求める人にはおすすめのシステムではないようです。
香りや見た目で脳を勘違いさせる 毎日が楽しくなる応用心理学

香りや見た目で脳を勘違いさせる 毎日が楽しくなる応用心理学

坂井 信之

かんき出版

第5章 脳を覚醒させるダイエットより

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