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インスタグラムのオリジナルコンテンツのつくり方

インスタグラムの自分だけのオリジナルコンテンツをつくる方法を有名インスタグラマー(艸谷真由)がご紹介します。

艸谷真由

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目次

  1. オリジナルコンテンツのつくり方
  2. 自分の“強み”はつくってしまおう!
  3. 範囲の設定をする
     
    • オリジナルコンテンツのつくり方

      さて、ここからどうやって自分だけのオリジナルコンテンツをつくっていくのかを解説します。考え方は2つあります。
      ひとつは、自分の強みから考える方法です。ひとつのメインテーマに対して、自分の強みを活かせるサブテーマを2つ決めることで導き出すことができます。
      もうひとつは、ターゲット層を先に決めてから、メインテーマを2つ導き出し、各メインテーマに対してサブテーマをひとつずつ掛け合わせる方法です。これは、集めたいフォロワーの属性から想定してコンテンツをつくるので、狙ったフォロワーが集めやすくなり、集客にも使えます。この方法は、4章03「フォロワーをつかみ取るプロフィール文」で例を出すので、そちらを参考にしてください。
    • 自分の“強み”はつくってしまおう!

      それでは、ひとつ目のつくり方を詳しく解説していきます。まずは、私のアカウント(@may_ugram)を見てください。メインテーマはファッションで、サブテーマはカフェとトラベルです。 一見、ただ“かわいい場所が好きなカラフルな人”のように見えますが、ファッションに、自分の強みを掛け合わせた結果、カラフルになってしまったという流れです。
      「みなさんの強みを教えてください」と聞いても、自分の強みがわからない方のほうが多いと思います。ですが、逆転の発想で考えると、そういう場合は、「自分の強みをつくること」ができます

      テーマ設定の考え方

      実際に私は「スタイルが悪い」というコンプレックスから、着こなしを全面的に打ち出したコンテンツにせず、背景がある上で成り立つファッションへと視点をずらし、「ファッションとおしゃれな壁」をセットにしました。しかし壁だけだと1投稿に対しての情報量が圧倒的に少ないとわかり、カフェをサブテーマに選んだのです。
      カフェにも、ドライフラワーと木のぬくもりが感じられるようなナチュラルテイストのカフェ、パステルカラーで白のレースがピッタリ合うようなラブリー系のカフェ、コンクリート系の空間でシンプルモダンなカフェなど、様々なカフェがある中で、「スタイルが悪い」ということを前提に考えると、背景が際立つカフェがいいという結論になりました。さらに、自分も楽しみながら巡れる場所を想像し、カラフルな見た目の海外風のカフェをメインにしようということに至ったのです。
      それから、「背景がある上で成り立つファッション」にふさわしい洋服を場所に合わせて買い揃えていきました。元々持っていた洋服をメインにカフェを探すこともしていますが、基本は投稿用に揃えています。
      このようなお話しをすると、「そんなにお金をかけられない……」と思われるかもしれませんが、高いものでなくていいのです。もし私が、着こなしをメインに発信していたら、おそらくブランドにこだわった発信を意識していたと思うので、正直もっとお金がかかっていたと思います。
      ですが、自分の弱みを強みに変えて、「背景がある上で成り立つファッション」をテーマにしたことから、そこで着用する服は、色や柄さえ合ってさえいればいいので、素材感やデザイン性を求めず、その写真が「1枚のアートになるかどうか」で投稿用のファッションを選んできました。
      フォロワーを増やそうと思ったら、「見ている人が楽しめるかどうか」と「その投稿から何を知ることができるのか」を明確にすることが必要です。ただ、おしゃれなお店ばかり投稿しているからと言って、フォロワーが簡単についてくるほどインスタグラムは甘くありません。
      「その先に何を与えてもらえるか」というところまで含めて1投稿が完成し、フォロワー数獲得へつながっていくのです。
    • 範囲の設定をする

      最後に、私のもうひとつのサブテーマである「トラベル」についても説明します。トラベルは、「範囲」という意味でサブテーマにしました。私の場所選びの基準は、海外風のカラフルなカフェですから、都内にとどまらず、見つけたら撮影するスタンスです。ちなみに、本当の海外も範囲です。つまり、場所を設定しておらず、空間のテイストで軸を固めているため「トラベル」となったわけです。
    • 私は、テイストで撮影する場所を決めていますが、場所を絞るパターンもあります。それは、「国内」という日本縛りとしてもいいですし、「大阪」「北海道」などの地域でもいいわけです。これも、自分が続けられるもので設定することが大事です。ここを決めずに、自分の感性だけでぼんやりしたテーマにしてしまうと、「発信者の好きが詰まっただけの投稿」になってしまうのでご注意ください。
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艸谷真由

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