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企業がSDGsブランディングに着目する理由
SDGsブランディングに着目する企業が増えておりますが、なぜ、着目されているのか、そしてなぜ着目するべきなのかわかりやすくご紹介します。
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目次
- 設備投資も広告も不要。まずはSDGsに着目すべき理由
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設備投資も広告も不要。まずはSDGsに着目すべき理由
では具体的にどういう道筋でブランディングを検討するべきなのでしょうか。方法を探る前に、まずは「考え方」をつかんでおきましょう。序章では「貢献点」が大きなポイントになると述べました。続く第一章では、今の時代は応援が利益の源泉になり得ると書きました。ここに大きなヒントがあります。今の時代、応援したくなる企業とはどんな企業でしょう。それは「社会課題解決」や「社会貢献」に取り組んでいる企業ではないでしょうか。「社会貢献」というと一気に話が大きくなる印象がありますが、実はそうでもありません。私が商工会のセミナーを通して出会った「株式会社きぬのいえ」という会社があります。第三章で事例として取り上げていますが、きぬのいえさんはもともとやっていた社会貢献を下地にした取り組みをきっかけにして、日本中の注目を集めるようになりました。しかもたった二人で始めた企業です。こんな具合に、SDGsの取り組みをすることで、投資も広告も最小限に抑えるどころか、数億円レベルのプラスの広告効果を無料で受けるなんていうケースもあります。さて、それでは具体的にどのように自社のブランディングを検討すべきなのでしょうか。次のステップを自分の会社に置き換えて考えてみれば、新時代のブランディングを実現する道筋が見えてきます。 -
① 貢献点とメイン顧客を明確にする
② 貢献度が最大となるシチュエーションを明確にする
③ 明確となったメイン顧客、提供できるベネフィット、シチュエーションにベストな販路と顧客接点(タッチポイント)を明確にする
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これらは会社の強み、会社のオンリーワン、会社の歴史の中から自然と見つけ出せるはずです。この①~③に取り組むことを「貢献型ブランディングの実践」と呼んでいます。
SDGsブランディングの教科書
社会潮流であるSDGsの考え方を、中小企業や自治体のブランディングに転用し活かす!専門コンサルタントが語る、これからのブランディングと経営のあり方。福祉、小売店、メーカー、自治体、規模・業界問わず再現できるサステナビリティ思考の実践法。